Motor Fan's YEAR 2016

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オーストラリアに「トヨタ・MIRAI」を試験的導入

トヨタ自動車(トヨタ)のオーストラリアの現地会社Toyota Motor Corporation Australia Ltd.(TMCA)は、将来技術に対する関心を高めることを目的に、3台の「MIRAI(ミライ)」を試験的に導入し、FCVの理解活動や試験走行に活用すると発表しました。

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オーストラリアでは今年末に移動式水素ステーションが導入され、FCVを導入する環境が整うことを機会に、TMCAでは本格的に「MIRAI」の路上走行などを開始する予定です。

この移動式水素ステーションは、地上据え付けも、トラックの荷台に据え付けて運ぶことも可能になっており、様々な場所で「MIRAI」の燃料補給が可能になります。

TMCAのデーヴ・バトナー(Dave Buttner)社長は

「昨年10月に『MIRAI』を初めてオーストラリアで展示したのに続き、このたび3台の車両を導入することになり、大変うれしく思う。トヨタは、将来技術やFCVへの皆様の関心が高まることを期待している」

とコメントしました。

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燃料電池技術のメリットのひとつに、将来の代替燃料として最も有望な水素を燃料としていることが挙げられます。また、FCVは使用時に水しか排出しない、環境に優しいクルマという特長もあります。

「MIRAI」は現在、米国のカリフォルニア州、日本、ならびに欧州各国で販売されていますが、オーストラリアでは水素ステーションの整備が進んでおらず、一般販売はされていません。

バトナー社長は、

「我々は燃料電池技術には非常に高い関心を持っているものの、実際にオーストラリアで販売できるようにするにはインフラ整備が必要である。そのため、業界全体が一丸となり、極力早く、インフラ整備の計画を進めることが重要だと考えている。この技術は将来有望であり、オーストラリアの方々にも、ぜひご注目頂きたい」

とコメントしています。

(山内 博・画像:トヨタ)

豪トヨタが開発した「86シューティングブレーク」とは?

豪州トヨタがシドニーで行われたトヨタ86のファンイベント“Festival of 86 in Canberra”で「トヨタ86 シューティングブレーク コンセプト」を初公開しました。

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同車は豪州トヨタの商品デザイン部門がトヨタ86をベースに設計・開発したコンセプトモデルで、ワンオフモデルとして日本国内で製作したそうです。

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86の開発責任者でお馴染みの多田哲哉氏が豪州トヨタからの提案をサポート、実車化を実現させたそうで、ファンイベントで自らアンヴェールしました。

新たにカーゴスペース、ハッチバックを追加してパノラマルーフを装備。

走行可能なモデルとして作られており、バックドアまわりについてもシューティングブレークとして実際に機能する構造になっていることがうかがえます。

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以前に話題になった「コンバーチブル」同様、今のところ市販化の予定は無いようですが、新生86の登場から既に4年が経過。

本格的なマイナーチェンジが今秋に迫るなか、かねてから4ドアセダンなどのバリエーションモデルの噂が耐えない同車だけに、今後の展開が期待されます。

Avanti Yasunori ・画像:豪州トヨタ)

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オーストラリア警察がレクサス RC Fなど新車を続々導入!

中東のドバイの警察がスーパーカーを導入することになってから、各国でも観光誘致も兼ねて新型のパトカーを導入した際には大々的に宣伝するようになってきました。

先月、日本からの観光客も多い南半球・オーストラリアで、新しいパトカーが複数車種が相次いで導入発表されました。

RCF1

オーストラリアの中心的な都市であるシドニーがあるニューサウスウェールズ州にて、日本・トヨタ自動車のプレミアムカーブランド・レクサスのスポーツクーペRC Fが納入されました。

このRC Fは、州内の交通安全キャンペーンや同国のサーキット、バサーストで開催される6時間耐久レースのペースカーとして活躍する予定になっております。

GS-RX

2014年には、実務配備でGS450hとRX450hが導入されています。動力性能に優れていながらハイブリッドによる環境性能と信頼性の高さを評価され導入されています。

GLE

首都シドニーがあるビクトリア州では、メルセデス・ベンツからSUVクーペのGLE63 AMGが12ヶ月間限定でハイウェイパトロール用に試験導入されました。このGLEクーペはもう間もなく日本に導入される予定です。

オーストラリアでは郊外になると、道が広々しているのでついつい右足に力が入ることも……そうなる前にこういった高性能パトカーが導入されることによって抑止力になるのかと思いますが、仕事とはいえこのパトカーに乗れる隊員は羨ましいと思ってしまいますね。

(栗原 淳)

【F1姉妹が行く! オーストラリアGP木曜日編 】 憧れのドライバーが目の前に!大興奮のドライバーズサイン会

いよいよスタートしたF1ウィーク! 今日は妹編ということで、私haruがレポートします。

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いざサーキットへ出発です。サーキットへ行く手段として、私たちは「トラム」 という路面電車を利用しました。この電車、F1のチケットを提示すれば無料で乗車できちゃうんです。

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開催地となるアルバートパークは大きな公園になっているのですが、今日はF1一色です。

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今日のメインイベントは、何といってもドライバーズサイン会! チームごとに列が用意されており、そこに並ぶとサインがもらえるのです。

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早速私たちもお目当てのチームの列に並びました。

それにしても…今日は、暑い! 最高気温32度の中、5時間並びました( * _ * ) 女性の皆さん、日焼け止め必須ですよ!

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列に並んでいる時、日本から来たF女さんにも出会うことができました。

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次第にドライバー達が続々とステージに! 列に並びながらも他のドライバーがサインをしている様子が見られるので、待ち時間も十分に楽しむことができました。

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そしていよいよ私の憧れのルイス・ ハミルトン選手が目の前に… 。なんと名前入りでサインをしてもらうことができました。

プレゼントに手作りのお扇子を渡したのですが、とても喜んでくれて嬉しかったです。 5時間待った甲斐がありました( ^ ^

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ちなみに用意したのはこのお扇子です。裏面はルイス・ ハミルトン選手の愛犬の写真を載せちゃいました( ^ ^ ) / 裏面を見た時が一番喜んでいたような… (笑)

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一方姉のyuriは大好きなジェンソン・ バトン選手のサインをGET! メディアの方に2ショット写真を撮ってもらい、オーストラリアGP公式HPに載せてもらえていましたよ。

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ホテルに戻って、また嬉しいサプライズが… 。バルテリ・ボッタス選手に遭遇したのです! 快く写真に応じてくれました(昨日からついてるなぁ…)。

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明日からいよいよフリー走行が始まります。久しぶりに生のエンジン音を聞けることが、今から待ち遠しいです!

(haru)