2016年11月18日から一般公開されているロサンゼルスオートショー2016。メルセデス・ベンツからは「マイバッハ」ブランド初の「Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet」、そしてEクラスのハイパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG E 63 4MATIC」が披露されました。
「GLC 350 e 4MATIC Sports」は、システム全体で320ps(235kW)、最大トルク560Nm(欧州仕様値)を発生し、ガソリンエンジンとモーターを状況に応じて使い分けることで、ガソリンエンジン車、EV、ハイブリッドの特徴を活かす走りが美点。「C 350 e アバンギャルド」と同様に単なるエコカーではない、ハイパフォーマンスを誇るプラグインハイブリッドです。
7月20日、特別仕様車の「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」を発表し、全国限定合計100台で注文受付を開始しました。発売は8月上旬が予定されています。
「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」は、「メルセデスAMG A 45 4MATIC」をベースに、装備のスリム化を図ることで量産2.0L最強となる381psを発揮するエンジンパフォーマンス、そしてセグメント・ナンバー1となる0-100㎞/h加速4.2秒という圧倒的な動力性能をベース車同様に享受できます。
BMW 330e は2.0Lの直列4気筒ターボエンジンと8ATによるパワートレーンを搭載し、184ps/5000rpm、290Nm/1350-4250rpm、モーターは88ps(65kW)/2500rpm、最大トルク250Nm。システムトータルの最高出力は252ps(185kW)、最大トルクは420Nmとなっています。
ほかにも、今回の変更により最新の9AT「9G-TRONIC」が採用され、「4MATIC」と組み合わせて様々な天候や路面状況下で常に最適なトラクションを確保(GLS 350 d 4MATIC、GLS 350 d 4MATIC Sports、GLS 550 4MATIC Sportsに設定)。
エンジンは、「GLS 350 d 4MATIC」と「GLS 350 d 4MATIC Sports」に搭載される3.0L V型6気筒「BlueTEC」は、ピエゾインジェクターを採用した最新のコモンレールシステムや電子制御式可変ターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力258ps、最大トルク620Nmという強大なトルクを発生し、大型SUV モデルに相応しい力強い動力性能を確保。
車種ラインナップの拡充だけでなく、2017年までにプラグインハイブリッド(PHV)を10車種まで増やすとアナウンスしているメルセデス・ベンツですが、数あるラインナップの中でも基幹モデルといっていいCクラスにも「C350 e AVANTGARDE」と呼ぶPHVが昨年末に発表され、今年1月から発売されています。
グレードは「C 180 Coupe Sports」と「C 180 Coupe Sports+」の2本立てで、両モデルともに156ps/250Nmの1.6Lの直列4気筒ターボが搭載されています。また、AMGも後日導入されるとのことです。
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グレードの違いは、外観では「C 180 Coupe Sports+」に19インチAMGマルチスポークアルミホイール(C 180 Coupe Sportsは18インチ)が用意されるほか、「MOExtended」と呼ばれるランフラット特性タイヤ(メルセデス・ベンツ承認タイヤ)を装着しています。
内装では「C 180 Coupe Sports+」にメモリー付パワーシート(前席)、電動ランバーサポート(前席)、シートヒーター(前席)が標準装備されています。機能装備では、電動チルト&テレスコピックステアリング、イージーエントリー(ステアリング)、ヘッドアップディスプレイを標準で用意。
また「C 180 Coupe Sports+」向けのオプションとして、パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)、本革シート、エアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)が設定され、高級クーペらしい優雅な仕様に仕立てるのであれば、見た目のスポーティさも含めて「C 180 Coupe Sports+」が適任かもしれません。