Motor Fan's YEAR 2016

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620馬力のスーパーセダン、アルピナB5ビターボ次期型がニュルで初テスト

2016年10月にワールドプレミアを果たしたBMWのミドルセダン、新型『5シリーズ』。

BMW恒例のハイパフォーマンスモデル『アルピナ B5 ビターボ セダン』次期型が、ニュルの高速テストに始めて姿を見せました。

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キャッチしたプロトタイプは、5シリーズ新型より大口のエアインテーク及び、異なるホイールやクワッドエキゾーストパイプが確認出来るほか、専用の「スポーツ サスペンション」やブレーキセッティングが施されます。

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「M」モデルほどアグレッシブなエアロパーツは装着されていませんが、心臓部には4.4リットルV型8気筒ターボを搭載、最高馬力は620psに達するとレポートされています。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

熟成極まった現行型のBMW 5シリーズにお買い得な限定車が登場

新型BMW 5シリーズがデビューしましたが、日本での発売時期はまだ明らかにされていません。7シリーズ顔負けの新技術が満載された新型を待つのも良いですが、熟成極まった現行型を購入する手もまた良しでしょう。

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10月29日から発売される現行5シリーズの限定モデル「THE PEAK(ザ・ピーク)」は、スポーティな走りとスタイリングをさらに際立たせる人気グレードの「M Sport(エム・スポーツ)」モデルがベース。

19インチの「Mライト・アロイ・ホイール」と専用の「ブラック・キドニーグリル」を標準装備することでスポーティなキャラクターをより強調しています。

インテリアでは、ブラックの「ダコタ・レザー・シート(フロントシート・ヒーティング付)」に「ファインライン・アンソラジット・ウッド・トリム」を組み合わせることで、質感高いシックな仕上がりになっています。

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また、シリアルナンバーが刻印された「インテリア・バッジ」、「レザー・キー・ケース」などの専用装備品も用意されています。

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価格は2.0L 直列4気筒ターボの「523i M Sport THE PEAK」が712万円、同ガソリンエンジンでステーションワゴン「523iツーリングM Sport THE PEAK」が747万円。

2.0L 直列4気筒ディーゼルターボの「523d M Sport THE PEAK」が735万円、ステーションワゴンで同ディーゼルエンジンを積む「523dツーリングM Sport THE PEAK」が770万円。

この価格は、一部の標準装備を見直すことにより、ベース・モデルである「M Sportモデル」から14万円(セダンの価格上昇値。ツーリングは、ベース・モデルの価格から15万円の上昇)の上昇に抑えられています。

(塚田勝弘)

マツダの「魂動デザイン」の魅力が分かる「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」

2020年に100周年を迎えるマツダ。CX-5やアテンザ、アクセラ、デミオやCX-3、ロードスターといった新生代商品を擁し、黒い外観が印象的な新世代店舗の展開など、ブランド力向上に注力しています。

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しかし、マーケティング戦略だけでブランドとして認知されるほど甘くないのは重々承知で、商品そのものを絶えず磨き上げているのが上記の新世代商品というわけです。

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マツダの魅力といえば、「走り」はもちろんですが、デザインテーマに「魂動(こどう)」を掲げることで、ファンを着実に増やしています。

マツダのデザインの魅力を訴求する場として、5年連続となる「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」に出展しています(10月14日〜23日まで開催)。

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今年のテーマは「Mazda Design Elegance」で、今秋日本で予約販売を開始する予定になっているマツダ ロードスター RFの北米仕様モデル「Mazda MX-5 RF」をはじめ、1969年に発売されたマツダ初のFFモデル「ルーチェ ロータリークーペ」を展示。

なお、同モデルはイタリアのベルトーネによる4ドアセダンのデザインを元に、マツダ社内のデザイナーが独自のテイストを加えたクーペデザインが特徴です。

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初日の14日には、マツダ デザイン本部 ブランドスタイル統括部 主幹の田中秀昭氏、デザインモデリングスタジオ 部長の呉羽博史氏がマツダのブランドストリーをデザインの面から語るトークセッションが開催されました(こちらは別記事でご紹介します)。

そして、東京ミッドタウンのプラザ1F(キャノピー・スクエア)に展示されていたMazda MX-5 RFを前に、チーフデザイナーであり現在の主査でもある中山 雅氏が最もこだわりがつまったファストバックスタイル、リトラクタブルハードトップの開閉動作の美しさについて解説。こちらも別記事でご紹介します。

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そのほか、資生堂と一緒に開発したマツダの「魂動(こどう)」デザインの世界観を表現したというフレグランス「SOLE of MOTION」も出展。10月23日(日)まで東京ミッドタウンで開催されていますので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。

(文/写真 塚田勝弘)

ツーリングも来た!BMW 5シリーズ、次世代型が続々とベールを脱ぐ

BMW『5シリーズ』が続々と軽擬装でテストドライブを開始しているようです。

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連続捕捉された「セダン」、「M5セダン」に続いて、今回は3台目のレンジとなる「ツーリング」のスクープに成功しました。

前出2台と同様に、キドニーグリル、新LEDヘッドライト、フロントバンパー・エアインテーク、リアコンビランプの一部などが露出。

見えてきたエクステリアからは、ルーフからDピラーが現行モデルよりラウンドし、スポーティーな仕上がりになっていることや、リアコンビランプがよりなめからに、そして長いデザインが採用されていることが分かります。

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次世代「5シリーズ」には、新開発「35UP」プラットフォームが採用され、100kg以上の減量が実現。

パワートレインには「X5」に採用されている、「xDrive40e」プラグインハイブリッドをはじめ、1.5リットル直列3気筒、2リットル直列4気筒ターボ、さらには直列6気筒、V型8気筒がラインナップされると思われます。

(APOLLO)

BMW M5次世代型は歴代最強の626馬力を発揮か?

BMWのEセグメント・サルーン、『5シリーズ セダン』のハイスペックモデルとなる、「M5 セダン」次世代型が、フロントマスクも露わにカメラの前に姿を見せました。

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これまで隠カモフラージュされていた、ヘッドライト、キドニーグリル、エアダクト、サイドウィンドゥなどの擬装もかなり外され、ワールドプレミアが近づいて来ていることを感じさせるプロトタイプです。

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次世代型では、新型「7シリーズ」にも採用されたカーボンファイバーなどを多用する新開発「35UP」超軽量プラットフォームにより、100kg程度の軽量化を実現しているようです。

パワートレインは、「M5」史上最強の626psを発揮すると噂される、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、パフォーマンスでライバル「AMG E63」を超えるとも噂されています。

ワールドプレミアは、2017年3月のジュネーブモーターショーあたりと思われます。

(APOLLO)

BMW・5シリーズGT、次期型はここに注目!

先週から続くBMW5シリーズ次世代モデルのテストですが、最後のバリエーションとなる、『5シリーズ GT』(グランツーリスモ)の軽擬装プロトタイプを捕捉しました。

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関係者の話では、次期型で注目すべき点は、背の高いハッチバックスタイルはそのまま、ハッチゲート開口部がワイドになり使い勝手が向上、荷室容量がアップされるほか、リアウィンドウに高さを持たせ、リアシートの居住性に開放感を持たせている点。

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新開発「35UP」プラットフォームを採用し、100kg以上の減量となる「5シリーズ」のパワーユニットは、1.5リットル直列3気筒、2リットル直列4気筒ターボ、直列6気筒のほか、「xDrive40e」プラグインハイブリッドモデルもラインナップされる可能性が高いようです。

(APOLLO)

紳士以外お断り!? BMW5シリーズの特別限定車は「バロン」を掲げる

BMWの創立100周年を記念する特別限定車第2弾「BMW 523d Celebration Edition BARON(セレブレーション・エディション・バロン)が200台限定で登場しました。

なお、第1弾はサブブランドである「BMW i」のBMW i3です。

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発売は4月29日からで、本物の紳士のためのセダンという位置付けになっています。

パワートレーンは、184ps/380Nmを発揮する2.0L直列4気筒ツインパワーディーゼルターボと8速ATの組み合わせで、ディーゼルエンジンのみの設定。

正統派なスーツの色味を髣髴とさせる専用ボディカラーが採用されている外観は、イギリスのサビルロウ仕立てのグレーのスーツのように信頼感を印象付ける「ミネラル・グレー」と、イタリアのナポリ仕立てのネイビーのスーツのように爽やかな色気を演出する「メディテレーニアン・ブルー」の2色が用意されています。

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足元は、「19インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング351M」がスポーティかつエレガントに演出しているほか、フロントマスクをより強調づけるアダプティブLEDヘッドライトを装着。

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インテリアでは、上質な雰囲気の専用色オイスターのレザーシートに、シックな世界観を主張したという「ファインライン・アンソラジット・ウッド・トリム」の組み合わせが見どころで、爽やかな薫りのアロマディフューザーや、極上の着座感を叶えるランバーサポートと前席用シートヒーターなども装備。

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さらに、ジャケットなどが掛けられるコートハンガーやシリアルナンバーが刻印されたインテリアバッジとレザーキーケースなど、紳士にふさわしい専用アクセサリー類も用意されています。

ほかにも、ソフトクローズドア(フロント&リヤ) 、オートマチックトランクリッドオペレーションなどが装備され、価格は777万円となっています。

(塚田勝弘)