2代目となる現行型BMW X1には、FFに直列3気筒の1.5Lガソリン、4WDに直列4気筒の2.0Lガソリンターボが搭載されています。
10月1日から発売される「BMW X1 xDrive18d」は、コンパクトクラス(全長が短いという意味で)の輸入SUVでは唯一となるディーゼルエンジン搭載車になります。
BMWやMINIに搭載されるディーゼルエンジンは順次新世代にスイッチしていて、X1に搭載される2.0Lの直列4気筒クリーンディーゼルも例に漏れず、最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリーターボを組み合わせ、最高出力150ps/4000rpm、最大トルク330Nm/1750-2750rpmと厚みのあるトルクを得ています。
組み合わされるトランスミッションは8速ATで、アイドリングストップなどの搭載によりJC08モード燃費は、19.6km/Lとクラストップレベルを実現。
また「X1 xDrive18d」の車名からも分かるように、駆動方式は4WD。
通常走行時には効率的な走行のため駆動トルクの大部分が前輪に伝えられますが、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などのデータからオーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、 ファイナルドライブに一体化された電子制御式多板クラッチにより、瞬時に前後アクスルへの駆動トルクが可変配分されるシステムになっています。
価格は「X1 xDrive18d」が440万円、「X1 xDrive18d xLine」が468万円、「X1 xDrive18d M Sport」が486万円。
なお、エコカー減税対象車になるため、自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となります。
※写真と当該グレードは一部異なります。
(塚田勝弘)