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新イカリング光った!BMW最小クーペ・2シリーズのLCIモデルをキャッチ

BMWの最小2ドアクーペ、「2シリーズ クーペ」のLCI(ライフ・サイクル・インパルス)モデルをキャッチしました。

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「1シリーズ クーペ」後継モデルとして、2014年にデビューしたこの2シリーズにとって、これが初めての改良新型、「LCI」モデルとなります。

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エクステリアで主だった変更点は、イカリングのグラフィックスが5シリーズ新型と同タイプに変更されるほか、キドニーグリルやテールライトもリフレッシュされます。

その他、パワートレインのアップデートや、最新世代のインフォテイメントシステム、及びドライブ補助システムの搭載も予想されます。

ワールドプレミアは2017年秋頃と思われます。

(APOLLO)

最新の2.0Lターボガソリンエンジンを搭載して、BMW 120i/BMW 220iクーペが動力性能を大幅に向上

ガソリン、ディーゼルエンジンを問わず最新世代に入れ替えることで、常に走りや環境面での性能進化を図っているBMWとMINI。

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フルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジなどがそうした機会になりますが、エンジンだけでも最新世代に入れ替えることで、動力性能や燃費、そして少しでも環境規制に先んじていくという狙いもありそうです。

BMW 1シリーズ、2クーペシリーズは、2016年9月1日に新世代の3.0Lの直列6気筒「BMW M Performance ツインパワーターボエンジン」を搭載したM140i、M240iクーペを発売。M2クーペを別格として、1シリーズ、2シリーズクーペの最上級グレードをすでに強化しています。

そして今回、BMW 120iおよびBMW 220iクーペに、「BMW EfficientDynamics」の理念を追求したBMWグループの新しいエンジン・ファミリーに属する新世代モジュラーエンジンを搭載。

BMW 220i Coupé, Mineral Grey Metallic, Sport Line, 135/184 kW/PS

両モデルに積まれる2.0Lの直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンには、ツインスクロール・ターボチャージャーや高精度ダイレクトインジェクションシステムをはじめ、無段階可変バルブコントロールシステムの「バルブトロニック」、バリアブルカムシャフトコントロールシステムの「ダブルVANOS」を組み合わせたBMW最新のツインパワーターボテクノロジーの採用がトピックス。

組み合わされるトランスミッションは、120iが8AT、220iが8速スポーツATになります。

最高出力は184ps/5000rpm、最大トルクは270Nm/1350-4600rpm。JC08モード燃費は15.9km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(四つ星の低排出ガス車)」をクリア。エコカー減税対象モデルとして、自動車取得税が40%、重量税が25%減税されます。

なお、従来の120iは1.6Lの直列4気筒ターボを搭載し、177ps/250Nm、16.8km/Lという燃費でしたから、燃費はわずかに下がっていますが、大幅なパワー、トルク向上を果たしており、BMWらしい戦略といえそう。

価格は120i Sportと120i Styleが418万円、120i M Sportが433万円。220iクーペSportが478万円、220iクーペM Sportが502万円です。

(塚田勝弘)

BMW2シリーズ・カブリオレに新世代の2.0L直列4気筒ターボを搭載

全長4440×全幅1775×全高1415mmのコンパクトボディに、4シーターを配したオープントップモデルのBMW2シリーズ・カブリオレ。50km/h以下なら走行中でもルーフの開閉が可能(約20秒)となっています。

On Location pictures BMW 2 Series Convertible

今回、「BMW 220iカブリオレ」にBMWの新世代モジュラーエンジンである2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンが新たに搭載されました。同モデルには、従来から2.0L直列4気筒ターボが搭載されていました。

新しい2.0L直列ターボエンジンには、ツインスクロールターボをはじめ、高精度ダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブコントロールシステムの「バルブトロニック」、バリアブルカムシャフトコントロールシステムの「ダブルVANOS」を組み合わせた最新のBMWツインパワーターボテクノロジーが採用されています。

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最高出力184ps/5000rpm、最大トルク270Nm/1350-4600rpmというスペックを得ながら、15.8km/LというJC08モード燃費を達成。なお、184ps/270Nm、15.8km/Lという数値は従来から変わっていませんが、ドライバビリティの向上が期待されます。

価格は220iカブリオレSportが535万円、220iカブリオレLuxuryが554万円、220iカブリオM Sportが576万円。なお、価格は改良前から据え置かれています。

(塚田勝弘)

人気のBMW2シリーズ・アクティブ ツアラー、グラン ツアラー が一部改良

実用的なモデルで一定の需要がある4WDをのぞくと、駆動方式の違いを意識してクルマ選びする人は日本のみならず世界でも少数派かもしれません。

BMW 220i Gran Tourer

そうした傾向はBMWによる調査結果でもあるそうで、2列5人乗りのBMW 2シリーズ・アクティブ ツアラー、3列7人乗りのグラン ツアラーは、主にメルセデス・ベンツBクラスへの対抗馬(アクティブ ツアラー)として、綿密なマーケティングにより生まれたモデルだと想像できます。

2016年9月、BMW 2シリーズ・アクティブ ツアラーとグラン ツアラーが一部改良を受けました。

よりダイナミックなスタイリングを強調する「M Sport」モデルのうち、「BMW 218dアクティブ ツアラー M Sport」、「BMW 218dグラン ツアラー M Sport」、「BMW 220iグラン ツアラー M Sport」の3モデルに、パドルシフト付きの8速スポーツATを新たに標準装備。

なお、225i xDriveアクティブ ツアラーは従来モデルからパドルシフト付8ATが用意されています。

BMW 220i Gran Tourer

BMW2シリーズ・アクティブ ツアラーの価格帯は342万円〜509万円。グラン ツアラーは368万円〜464万円。

なお、価格が改定された「218dアクティブ ツアラー M Sport」は407万円、「218dグラン ツアラー M Sport」は437万円、「220iグラン ツアラー M Sport」が464万円です。

(塚田勝弘)

パワーもトルクも燃費も向上したBMW M140i、M240iクーペが登場

「真性」のMモデルほど辛口ではなくても十分なパフォーマンス向上を享受できる「M Performance Automobiles」によるモデルが続々と登場しています。

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第一弾は2012年8月1日に発表されたM135iで、SUV(BMW流でいうところのSAV/)のX4 M40iなどラインナップを拡充。

2016年9月1日から発売されたBMW M140i、BMW M240iクーペも「M Performance Automobiles(エム・パフォーマンス・オートモービルズ)」シリーズで、前者はM135iに代わるモデル、後者はM235iクーペからバトンを受け取った形になります。

それぞれ車名の数字が変わったことからも分かるように、まず注目は動力性能が引き上げられている点。

エンジンは最新の3.0L直列6気筒ターボを搭載。ツインスクロールターボをはじめ、高精度ダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブコントロールシステムの「バルブトロニック」、バリアブルカムシャフトコントロールシステムの「ダブルVANOS」といったBMW自慢の先進技術に加えて、BMW M社による専用チューニングが施されています。

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最高出力は従来モデルよりも14ps向上、最大トルクも50Nm増強され、340ps/500Nmというアウトプットを達成し、0-100km/h加速(8AT仕様)は4.6秒(欧州仕様値)クリア。なお、M240iクーペの6速MTは同4.8秒となっています。

燃費性能も向上し、JC08モード燃費は約10%改善となる13.4km/Lとなっています。M240iクーペの6速MTは12.7km/L。

従来モデルでも十分パワフルな加速を享受できましたが、今回、動力性能と燃費向上を達成しながら価格を従来モデルから据え置いているのも見逃せません。価格は、8ATのみのM140iが578万円、M240iクーペの6MTが613万円、M240iクーペの8ATが627万円です。

(塚田勝弘)

BMW 2シリーズ アクティブツアラーのPHVモデル、225xeの走りは上質か?

「BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー」に追加されたプラグインハイブリッド(PHV)の「225xe」は、4WDの「xDrive」とモーター走行の組み合わせと思われる車名の「xe」からも分かるように、1.5Lの直列3気筒ターボに後輪を駆動するモーターを組み合わせた4WDとなっています。

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エンジンは「218iアクティブツアラー」と同じく、最高出力136ps/4400rpm、最大トルク220Nm/1250-4300rpmというスペック。モーターは88ps(65kW)/4000rpm、165Nm/3000rpmという数値になっています。

システム合計で224ps/385Nmというパワーを誇ります。0-100km/h加速は6.7秒(ヨーロッパ仕様車値)ですから、まずまずの俊足ぶりというのが分かります。なお、組み合わされるトランスミッションは6AT。

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4WDシステムはフロントを駆動するエンジンと、リヤを駆動するモーターという組み合わせたオンデマンド式ですが、モーターは停止時から最大トルクを発生するため、バッテリー状態やアクセルの踏み込む方次第によりますが、125km/hまでは(MAX eDriveモード時)まではモーターによる後輪駆動になります。

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走り出しはモーター走行なのでもちろん静かで、エンジンが始動しても1.5Lの直列3気筒は予想以上に力強さがありますから、街中、そして郊外の坂道などを乗る分には動力性能に不満を抱くことはまったくありませんでした。

「SPORT」モードで気持ちよく走っていると、バッテリーはあっという間に減っていきますが、バッテリーの充電量を最大50%まで増やせる「SAVE」モードにも変更できますので、状況に応じた走りをゲーム感覚で楽しめます。

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気になる乗り味は、バッテリーを低い位置に積むとはいえ重量物がプラスされることを感じさせるもので、ボディが前後、左右に揺すられるような動きが気になりました。

もう少しストローク感があるといいのでしょうが、SUVのような車高の高さがないだけに仕方ないかも。

短時間の試乗だったため実燃費や高速域の走りなど、分からないことだらけでしたが、街中では部分電動車両らしい静粛性の高さなど、純ガソリン仕様やディーゼル車にはない魅力も確認できました。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

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■「BMW 225 xe アクティブ ツアラー」は買いか? 欧州メーカーがPHVを導入するワケは?
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「BMW 225 xe アクティブ ツアラー」は買いか? 欧州メーカーがPHVを導入するワケは?

BMW 2シリーズに追加されたプラグインハイブリッド「BMW 225 xe アクティブ ツアラー」。

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最近は、BMWだけでなくメルセデス・ベンツやVWグループ(フォルクワーゲン、アウディ、ポルシェ)、ボルボなど欧州系メーカーのプラグインハイブリッド(PHV)攻勢が続いていますが、欧州メーカーがこぞってPHVを投入するのは、燃費向上はもちろん、最大の理由はEUで2021年に待ち構えているC02排出量95g/km(メーカーの平均値)という壁。

アメリカのZEV規制をクリアできずにクレジットを購入するのも避けたいところでしょうが、お膝元で罰金を払うのも避けたいところでしょう。

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そう考えると、メルセデス・ベンツがPHVを2017年までに10モデルを、BMWが7シリーズに追加することで2016年中に全5モデルを日本導入し、ボルボが今後、全モデルにPHVを導入するとアナウンスしていることも理解できます。

なにせ、EUでは充電してEV走行した分はCO2排出量がカウントされませんから、PHVはCO2削減の有効な切り札になりえます。

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さて、メルセデス・ベンツBクラスの対抗馬として登場させたはずのBMW 2シリーズ アクティブ ツアラーは、コンパクトなボディサイズでも4人家族がゆったり過ごせるキャビンや使い勝手のいい荷室などを備えています。

なんだか日本車が得意とする使い勝手を備えている気がしますが、そこに誰が見てもBMWと分かるデザイン(ブランド力)と、前輪駆動でもBMWらしい走りが味わえるのが人気の理由でしょう。

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プラグインハイブリッドの「225xe アクティブツアラー」は、モーター走行のみで最大42.4km走行可能(EV走行換算距離/JC08モード)で、最高速度は125km/h(ヨーロッパ仕様車値)。電気モーター走行時は後輪駆動になります。

ゴルフGTEの53.1km(アウディA3スポーツバック e-tronは52.8km)には及びませんし、JC08モードなので実走行では5〜7割くらいに減るかもしれません。それでも近所の買い物や駅までの送迎程度なら充電した電気でまかなえるのではないでしょうか。

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価格は「225xe アクティブ ツアラー Luxury」が488万円、「225xe アクティブ ツアラー M Sport」が509万円。もちろん、自動車取得税、重量税が免税になり、翌年度の自動車税も75%減税となります。

なお、1.5Lターボ搭載車が342万円〜、2.0Lのディーゼルターボ363万円〜という値付けですから、アクティブ ツアラーの居住性や使い勝手を享受すればいい、というのであればわざわざPHVに手を出す必要はないかもしれません。

ただし、2.0Lガソリンターボで4WDの「225i xDrive アクティブツアラー M Sport」は504万円という設定で、カタログ燃費は14.6km/L。

一方、PHVの「225xe アクティブ ツアラー 」のハイブリッド燃費は17.6km/L。充電分のEV走行を別にしても燃費面ではPHVの「225xe」の優位が目を惹きます。

(文/塚田勝弘・写真/前田惠介)

色気を増した内外装が魅力。BMW 2シリーズ アクティブ ツアラーの400台限定車

MINIでの実績がありながらも2014年10月のデビュー時は、「BMWなのにFF!?」など、自動車業界(マスコミ)やマニアから懐疑的な目線で見られていた(と思われます)2シリーズ アクティブ ツアラー。

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蓋をあけてみれば都市部を中心にかなりの遭遇度で、一般のユーザーはFFだろうがFRだろうがほとんど気にしないという、BMWによる調査も理解できるところです。

また、世界的には好調のようですが、メルセデス・ベンツBクラスの対抗馬としての役割を日本でどれくらい果たしているのか気になります。

登場から1年半が経ち、新車効果が薄れてきたのか分かりませんが、6月11日から発売される400台限定の「BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー Celebration Edition Fashionista(セレブレーション・エディション・ファッショニスタ)」は、ガソリンの直列3気筒BMWツインパワーターボエンジンを積む「BMW 218iアクティブ ツアラー」がベース。

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外観は「アルピン・ホワイト」、「フラメンコ・レッド(※)」に加え、同限定車専用カラーの「インペリアル・ブルー(※)」の鮮やかな3色のボディカラーから選択できるのが特徴。※のカラーはオプション装備(7万7000円)

ほかにも17インチの「スター・スポーク・スタイリング479アロイ・ホイール」が組み合わされ、エレガントかつ洗練されたスタイリングが強調されています。

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内装は、キャンベラ・ベージュの「Sensatecレザー・シート(合成皮革)」と上質な「ファインライン・ストリーム・ウッ ド・インテリア・トリム」の組み合わせが印象的で、明るくモダンな仕上がり。

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「218i アクティブ ツアラー Celebration Edition Fashionista」の価格は398万円で、ベース車の「218i アクティブ ツアラー」よりも56万円高となっています。

(塚田勝弘)

BMWグループ、3月の世界販売が史上最高を記録!

BMWによると、今年3月のグループ世界総販売台数が、過去100年の歴史の中で初めて20万台を突破。史上最高となる24万台(前年同月比+3.5%)に達したそうです。

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また、1-3月の累計販売台数についても55.7万台(+5.9%)と好調。

市場別の第1四半期(1-3月)実績は、欧州が25.7万台(+9.5%)と回復傾向。なかでもイギリス(+10.6%)、フランス(+10.7%)、スペイン(+22.7%)では2桁台の販売増となっています。

アジア地域では18.3万台(+10.0%)を販売しており、中国が12.7万台(+10.5%)、日本が1.8万台(+8.9%)、韓国が1.4万台(+15.0%)の状況。

一方、ピックアップ系が人気の米国では10万台(-8.6%)と前年減。

ブランド別内訳ではBMWの3月販売台数が20万台(+2.9%)、1-3月の累計が47.8万台(+6.0%)、MINIの3月販売台数が3.9万台(+6.6%)、1-3月累計が7.8万台(+5.4%)となっており、いずれも大きく伸びています。

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車種別の1-3月販売実績では、BMW「2シリーズ」のアクティブ/グランツアラーが好調で4.4万台(+56.3%)、フラッグシップモデルの新型「7シリーズ」も10,588台(+20.3%)と貢献しています。

SUV系では新型「X1」が5.1万台(+67.7%)と大きく販売を伸ばしており、「X3」も3.8万台(+27.2%)、「X6」が1.1万台(+15.1%)と好調。

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BMWグループでマーケティングを担当するイアン・ロバートソン取締役は「私達の革新的な製品は継続的に利益のある成長を可能にしており、この傾向は年内を通して続くと確信している」としています。

Avanti Yasunori・データ出典:BMW)

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BMWグループの世界販売、2月に16万台超えの新記録!

BMWの発表によると、MINI、ロールス・ロイスを含むグループの2月世界販売台数が前年同月比+7.9%増の16.4万台となり、月間販売記録を更新したそうです。

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内訳はBMWが14.3万台(+9.1%)、MINIが2万台(+0.3%)。

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また、年初からの累計販売台数は前年同期比+7.7%増の31.7万台で、内訳はBMWが27.7万台(+8.3%)、MINIが3.9万台(+4.1%)となっています。

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販売地域別では本国の欧州が13.4万台(+11.4%)と伸びている反面、米国は4.7万台(−8.7%減)の状況。

アジアでは中国が8万台(+12.7%)、韓国が0.9万台(+13.3%)、日本が0.9万台(+15%)などとなっており、地域全体では11.3万台(+12.1%)と好調。

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車種別では1シリーズが2.4万台(+14.3%)、2シリーズが1.7万台、7シリーズが0.6万台(+21.6%)、X1が2.9万台(+59.6%)、X3が2.3万台(+16.8%)、X6が0.7万台(+20.3%)、MINIが3.9万台(+4.1%)の状況。

世界的なSUV人気からXシリーズの伸びが際立っており、中でも新型X1の好調な出足が目立ちます。

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またMINIでは5ドアモデルが1.1万台(+29.5%)を販売、同シリーズを牽引している状況。

同社の販売担当責任者であるイアン・ロバートソン取締役は「創立100周年を迎えるにあたり、販売が持続的に伸び続けていることを喜ばしく思う」とコメントしています。

Avanti Yasunori

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