現在、日本ではラインナップされていませんが、ホンダの主力モデルといえば「シビック」。その欧州仕様の5ドアハッチバックがフォトデビューを果たしました。
フロント:ストラット、リヤ:マルチリンクサスペンションの新世代プラットフォームにダウンサイジングターボエンジンを搭載した新型シビックは、基本的には世界共通のグローバルモデルであり、現在のトレンドをキャッチしたニューモデルです。
エンジンは、日本でもおなじみの1.5リッター4気筒VTECターボエンジンに加えて、1.0リッター3気筒VTECターボも設定。それぞれスペックは次のようになっています。
●1.5リッター4気筒VTECターボ(MT仕様)
最高出力:182 PS(134 kW) / 5500 rpm
最大トルク:240 Nm / 1900 – 5000 rpm
●1.0リッター3気筒VTECターボ(MT仕様)
最高出力:129 PS(95 kW) / 5500 rpm
最大トルク:200 Nm / 2250 rpm
トランスミッションは、6速MTと7速マニュアルモード付きCVTとなっています。
ボディサイズも欧州基準のCセグメントとして、確実に成長しています。
●新型シビックハッチバック(欧州仕様)ボディサイズ
全長:4497 mm
全幅:1800 mm
全高:1421 mm
ホイールベース:2700 mm
まるでコンセプトカーのようなセンター出しエキゾーストが印象的。このようにスポーティさをアピールする新型シビック・ハッチバックは、従来通りにイギリスで生産されます。
さらに先進安全技術である「ホンダセンシング」も標準装備するなど、最先端のテクノロジーを採用した妥協のない「大衆車」として進化を遂げているといえそうです。
(山本晋也)