Motor Fan's YEAR 2016

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BMW X3次期型、ロングボディやハイブリッドも投入へ

BMWのクロスオーバーSUV、「X3」の次期型プロトタイプを、偽装の軽い状態でキャッチしました。

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コードネーム「G01」と呼ばれる次期型は、最新世代のプラットフォーム「CLAR」を採用。100kg程度の軽量化と剛性の向上をはかっています。

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捕捉したプロトタイプは、鋭くなったヘッドライトや大型化されたキドニーグリル、新形状のフロントエアインテークのほか、デュアルエキゾーストパイプなどが確認できます。

パワートレインには、2リットル直列4気筒エンジン、3リットル直列6気筒エンジンのほか、「330e iPerformance」または「X5 xDrive 40e」に採用されているプラグインハイブリッドモデルがラインナップされる可能性が高いです。

また、中国市場向けに最小クロスオーバーSUV「X1」の「ロングホイールベース」が投入されましたが、この「X3」次期型にもコードネーム「G08」と呼ぶロングモデルを発売予定だということです。

ワールドプレミアは2017年秋と予想されています。

(APOLLO)

都会に映える妖しいムードが魅力のBMW X3 Celebration Edition BLACKOUT

2代目となる現行BMW X3は2011年3月から日本でも発売され、2014年にはマイナーチェンジを受けて顔つきを存在感あるものに変更しています。

最近では、ジャガーF-PACEなど新型SUVのラッシュとなっていて、ライバルのメルセデス・ベンツGLCが登場するなどテコ入れが欲しい時期になっています。

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X3を初めとしたBMWのSAVシリーズは、ディーゼル仕様の比率が高いそうで、8月6日から発売される「BMW X3 Celebration Edition BLACKOUT」も、2.0Lの直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載した200台限定車。

ディーゼルらしく380Nmという分厚いトルクによる走りと、輸入車SUVの中でもトップクラスの18.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立。「BMW X3 xDrive20d」の中でも最もダイナミックな走りとスタイリングを持つ「M Sport」がベースとなっています。

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都会の夜に映える「ブラックサファイア」のボディカラーを採用し、BMWお馴染みの「キドニー・グリル」や力強い造形の18インチ・アルミホイールまで、エクステリアの随所をブラック一色で統一し、クールでスタイリッシュな佇まいを実現。

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インテリアもクールな印象を受けるブラック内装で、ブラックの「ネバダ・レザー・シート(フロント・シート・ヒーター付)」に「BMW Individualアンソラジット・ルーフ・ライニング」が組み合わされています。

これにより、外観との調和がとれたブラックの世界観を演出し、さらに「ブラッシュド・ アルミ・インテリア・トリム」とアルミペダルのアクセントが洗練されたムードも演出。

さらに、上質なサウンドが魅力のHiFiスピーカー・システムに加えて、「BLACKOUT」の文字が刻印されたインテリア・バッジとレザー・キーケースといった専用装備品も用意されています。

「BMW X3 Celebration Edition BLACKOUT」の価格は698万円です。

(塚田勝弘)

ついに登場!BMW X3次世代型に「M」モデル

BMWのクロスオーバーSUV『X3』の次世代型に、ハイパフォーマンスモデル「X3 M」が投入されそうです。

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BMWのクロスオーバーで「M」モデルが存在するのは、兄貴分の「X5」と「X6」のみ。「X3」としては第3世代で初の「M」モデルが誕生すると、3車種目の「M」モデルとなます。

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「X3 M」には、新モジュラープラットフォーム「CLAR」を採用し、現行モデルより、マイナス100kg前後の減量を目指します。

エクステリアでは「M」の象徴、クワッドエキゾーストパイプにフロントバンパーの大口エアインテーク、専用の前後バンパーで固めたアグレッシブなデザインとなります。

パワーユニットは「M3セダン」や「M4クーペ」から流用される3リットル直列6気筒ターボエンジンで、最高馬力は480ps程度を発揮。

ワールドプレミアは2018年3月のジュネーブモーターショーが有力視されています。

(APOLLO)

これぞBMW! X3次期型はスポーツ力アップだ

BMWのクロスオーバーSUV『X3』次期型が、擬装を少し軽くしてニュルの高速テストに登場しました。

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次期型ではこれまでのX3から大刷新、スポーツ性を大幅に改善するモデルになるようです。

次期型には新世代モジュラープラットフォーム「CLAR」(クラスタ・アーキテクチャー)を採用し、約100kgの軽量化を達成。サスペンションの改善や、車高を低く設定するほか、エクステリアではヘッドライトを薄くシャープにし、内外共にスポーツ力のアップを目指します。

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パワーユニットは「330e」または「X5 40e」から流用されるプラグインハイブリッドモデルの投入がありそうです。そのほか、1.5リットル直列3気筒エンジンや2リットル直列4気筒ターボエンジンなどもラインナップされます。

早ければ2016年内にお披露目されるようです。

(APOLLO)

どれを買う?ベンツ・GLC、ポルシェ・マカン、BMW・X3など豊作のミドルサイズSUV

フルモデルチェンジを機にメルセデス・ベンツのGLKがGLCとなったことで、欧州のプレミアムミドルサイズSUVも出揃った感があります。

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価格帯は600万円台前半からで、ボディサイズは全長が4.7m前後。全幅はじつはかなりワイドで1.9m級、全高は1.6m台半ばくらい、という大まかなサイズ感になります。

日本の道路や駐車場事情を考慮すると、このミドルサイズSUVくらいまでがそれほど無理なく使える大きさで、場合によっては上限という感じがします。

メルセデス・ベンツGLCの良さは、Cクラス譲りの走り、そして安全装備の充実ぶりでしょう。ほどよい軽快感と乗り心地の良さ、GLKから100L拡大した広めの荷室スペースも魅力。

発表時には、まだディーゼルもPHVの設定がなく、少々「待ち」となるのは、このクラスのトレンドからすると厳しいですが、ディーゼル、PHVが導入されれば、万全の品揃えになりそう。

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ライバルのポルシェ・マカンは、ポルシェらしい切れ味鋭いハンドリングが特徴。SUVというカタチこそまとっていますが、スポーティカーそのものの走行性能は、SUVにここまでのフットワークが必要か、という思いまで頭に浮かびます。

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BMW X3は、人気のディーゼルが強みで、ガソリンも2.0Lの直列4気筒(出力により2タイプ)と3.0L直列6気筒を揃えていて、3.0Lの直6はガソリンエンジンらしい伸びやかな加速が享受できます。もちろん、SUVの中でもスポーツの濃度が濃く、BMWらしい魅力もあります。

Farbe: Estorilblau

Motorraum

ほかにも、モデル末期のアウディQ5がありますが、こちらは今年中にも次期型の発表がありますから新型待ちでしょうか。

現行型はややSUVにしては色気が薄めの内・外装という印象もありますが、熟成されたモデル末期を大幅値引き前提で買う手もあります。また、V6 DOHCスーパーチャージャーを搭載し、345ps/470Nmを誇るS Q5という選択肢もありますし、フルタイム4WDのクワトロもアピールポイント。

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個人的には、ドイツ勢ではなくランドローバーのディスカバリー・スポーツあるいは、レンジローバー・イヴォークもオススメ。

とくにディスカバリー・スポーツは、操縦安定性と乗り心地のバランスが秀でていて、サイズを感じさせない運転のしやすさなど、SUV作りに長けているランドローバーモデルらしい魅力が凝縮されています。

しかも500万円から買えるという価格設定も強みで、悪路走破性の高さはランドローバーですから、日本の使用環境なら不足はないはず。車線維持機能など、先進安全装備ではやや見劣りする感もありますが、価格も考えると魅力的な選択肢に映ります。

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ここで挙げたモデル以外でも、ディーゼルを設定するボルボXC60、あるいはレクサスNXなど国産SUVもあります。

いずれを選んでも最近のSUVは都市からアウトドアニーズまで使える万能性を備えています。GLCの登場もありますから今後も人気は加速しそうです。

(塚田勝弘)

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