Motor Fan's YEAR 2016

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さらばCクラス!メルセデス・Eクラス カブリオレ次世代型、400馬力の直4搭載で3月デビューか?

メルセデス・ベンツのミドルクラス・サルーン『Eクラス』の派生モデル、『Eクラス カブリオレ』を偽装の薄くなった状態で補足に成功しました。

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現行モデルでは、Cクラスのシャシーを流用していますが、次期型ではカブリオレ独自の後輪駆動モジュラーアーキテクチャー「MRA」を採用し、真の「Eクラス カブリオレ」が誕生。9月に新型が発売された「Cクラス カブリオレ」とは、それぞれ別の道を歩むことになります。

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明らかになってきたフロントエンドは、サルーンと同じデザインが採用される見込みですが、リアコンビランプがカブリオレ専用のデザインになっていることが新たに分かりました。

その独自性はパワートレインにも反映されそうです。サルーンにラインナップされているV型6気筒は見送られ、最高馬力400psを発揮する高性能2リットル直列4気筒エンジンが搭載されると、最新のレポートに記されています。

ワールドプレミアは2017年3月ジュネーブモーターショーとなりそうです。

(APOLLO)

悲願のカブリオレも登場!20年振り復活のBMW8シリーズ次世代型を再捕捉

BMWのフラッグシップクーペとして、1990年から1999年まで生産されていた『8シリーズ』。

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『M1』以来のリトラクタブルライトの採用や、V型8気筒からV型12気筒までのエンジンラインナップは強烈なインパクトを放ちましたが、日本国内では使い勝手の悪さなどから、人気はイマイチでした。

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その「8シリーズ」が2019年に復活というニュースをお伝えしましたが、「カブリオレ」も設定されることが確定的となりました。

カブリオレは初代8シリーズにも設定予定でしたが、諸々の事情から発売が断念されているため、20年ぶりの悲願の達成となります。

「8シリーズカブリオレ」は実質「6シリーズ カブリオレ」の後継モデルとなりますが、ライバルをメルセデス「Sクラス カブリオレ」に設定するため、よりハイスペック&ラグジュアリーなクーペ/カブリオレが予想されます。

エクステリアは2013年に公開された「ピニンファリーナ・グランルッソ・クーペ」を彷彿とさせる、ワイドなキドニーグリルやアグレッシブなデザインのヘッドライトを持つ可能性が高ようです。

パワートレインは、3リットル直列6気筒DOHCターボや4.4リットルV型8気筒DOHCターボのほか、ハイエンドモデルにはV型12気筒エンジンもラインナップされます。

初代モデルでは、販売面でライバルのメルセデス「SL」に大きく水を開けられましたが、「カブリオレ」を擁するこの次世代型では負けは許されないでしょう。

(APOLLO)【関連記事】

20年ぶりの復活!BMW・8シリーズの次世代型を捕捉
http://clicccar.com/2016/10/14/406811/

「マイバッハ S 650カブリオレ」、「メルセデスAMG E 63 4MATIC」を披露【ロサンゼルスオートショー16】

2016年11月18日から一般公開されているロサンゼルスオートショー2016。メルセデス・ベンツからは「マイバッハ」ブランド初の「Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet」、そしてEクラスのハイパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG E 63 4MATIC」が披露されました。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016

メルセデス・ベンツは2016年年初から好調で、売上高は過去最高を記録しています。この好調は、ラインナップが強化されたSUV、新型Eクラスなどが牽引。

ロサンゼルスオートショーというステージにふさわしい「Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet」は、世界限定300台。2017年春に300,000ユーロ(税抜き)という価格で売り出されるそうです。

Sクラスカブリオレをベースとしたマイバッハ仕様は、クロームのアクセントを多用し、フロントにマイバッハのエンブレムを配置。20インチの鋳造アルミホイールなどもあって圧倒的な存在感を醸し出しています。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016: Dietmar Exler, Präsident und CEO von Mercedes-Benz USA, anlässlich der Weltpremiere des neuen Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet. ; Mercedes-Benz & smart at the Los Angeles Auto Show 2016: Dietmar Exler, President & CEO of Mercedes-Benz USA, at the world premiere of the new Mercedes-Maybach S650 Cabriolet.;

エンジンは、63kW(630hp)/1000Nm(737lb-ft)を誇る6.0LのV12エンジンを搭載。インテリアはゴージャスな仕上がりで、本革シートはクッションとブダペストスタイルのダイヤモンドのキルティングが施されているほか、Sクラス カブリオレの装備を網羅し、さらに、AIRCAP(エアキャップ)、AIRSCARF(エアスカーフ)、スワロフスキー・ヘッドランプなどが標準装備となっています。

もう1台の「メルセデスAMG E 63 4MATIC」は、4.0LのV8ターボエンジンを搭載し、420kW(571 hp)仕様と450kW(612hp)を用意。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016:Tobias Moers, Vorsitzender der Geschäftsführung der Mercedes-AMG GmbH, bei der Weltpremiere des neuen Mercedes-AMG E 63S Edition1.

シリンダー休止システムを搭載し、燃費に配慮しながら「メルセデス AMG E 63 S 4MATIC +」は、0-100km/h(62 mph)を3.4秒で加速(420kW仕様は3.5秒)するなど、Eクラスのハイパフォーマンスモデルにふさわしい動力性能を得ています。

トランスミッションは「AMG SPEEDSHIFT MCT(AMG マルチクラッチテクノロジー)の9速。また、「AMG Performance 4MATIC」は、前後可変トルク配分を可能にするなど、ハイパフォーマンスモデルにふさわしいスポーツ走行に対応するとしています。

(塚田勝弘)

メルセデス・ベンツ Cクラスに初のカブリオレが登場。価格は606万円〜

メルセデス・ベンツのセダンベースのカブリオレといえば、Eクラス・カブリオレが思い浮かびます。また、クーペベースとはいえ、4シーターのCLKカブリオレもありましたから、Cクラスベースのカブリオレがなくても商品ラインナップとして大きな隙間があったわけではないでしょう。

C_Cab_180_01Cクラスとしては初となるカブリオレは、現行Cクラスをベースに、1.6L直列4気筒ターボ、2.0L直列4気筒ターボ、3.0LのV6ツインターボ、そして最上級の「メルセデスAMG C 63 S カブリオレ」に組み合わされる4.0L V8直噴ツインターボを設定。すべてのエンジンが直噴化されています。

外観は、ロングボンネットとショートオーバーハングが特徴のフロントセクション、サイドはフロントバンパーからフェンダーライン、ワイドなリヤまで一体感のあるスポーティかつエレガントな仕上がりになっています。

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カブリオレの大切なポイントであるシルエットは、オープン時はもちろん、ソフトトップを閉じた状態でも、スタイリッシュな美しさが追求されています。

Archivnummer: SSPIP61593C_Cab_300_01電動開閉式の「アコースティックソフトトップ」は、高い遮音性と耐候性を備えており、ボディカラーに合わせて鮮やかな3色(ブルー、ブラック、ダークレッド)が用意され、クリアな後方視界を確保するためガラス製のリヤウインドウを採用しています。

もちろん走行中でも開閉が可能で(50km/hまで)、約20秒という短時間で開閉が完了します。

また、オープン時は車外からチラ見される可能性のあるインテリアも大切。高級な素材を用い丁寧に作り込まれていて、Cクラスに共通する上質さと実用性が両立されています。

目を惹くスポーツシートは一体感があり、高い快適性を持ちながらホールド性も良く、スポーツドライビングにも適応。

オープンドライブ時に、室内への風の巻き込みを抑え快適性を向上させる「エアキャップ」や、ヘッドレスト下部から温風を吹き出して首の周囲を確実に暖める「エアスカーフ」など、メルセデス・ベンツのオープンモデルでお馴染みの装備も用意され、寒い季節などでも快適なオープンドライブを提供するカブリオレ専用の装備が追加されています。

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積載性では、トランク内左右のスイッチによりワンタッチで(50:50分割可倒式)後席シートを倒せるトランクスルー機能を備え、セダンベースらしい高い実用性も備えています。

そのほか、アルミなどを使った軽量ハイブリッドボディ、最先端の安全装備を網羅する「レーダーセーフティパッケージ」など、メルセデス・ベンツの最新モデルにふさわしい充実ぶり。

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価格は、1.6L直列4気筒ターボの「C 180カブリオレ」が606万円、受注生産で2.0L直列4気筒ターボを積む「C 300 カブリオレ」が768万円、3.0LのV6ツインターボを搭載する「メルセデスAMG C43 4MATIC カブリオレ」が960万円、4.0L V8直噴ツインターボを積む「メルセデスAMG C63 S カブリオレ」が1403万円です。

(塚田勝弘)

BMW2シリーズ・カブリオレに新世代の2.0L直列4気筒ターボを搭載

全長4440×全幅1775×全高1415mmのコンパクトボディに、4シーターを配したオープントップモデルのBMW2シリーズ・カブリオレ。50km/h以下なら走行中でもルーフの開閉が可能(約20秒)となっています。

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今回、「BMW 220iカブリオレ」にBMWの新世代モジュラーエンジンである2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンが新たに搭載されました。同モデルには、従来から2.0L直列4気筒ターボが搭載されていました。

新しい2.0L直列ターボエンジンには、ツインスクロールターボをはじめ、高精度ダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブコントロールシステムの「バルブトロニック」、バリアブルカムシャフトコントロールシステムの「ダブルVANOS」を組み合わせた最新のBMWツインパワーターボテクノロジーが採用されています。

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最高出力184ps/5000rpm、最大トルク270Nm/1350-4600rpmというスペックを得ながら、15.8km/LというJC08モード燃費を達成。なお、184ps/270Nm、15.8km/Lという数値は従来から変わっていませんが、ドライバビリティの向上が期待されます。

価格は220iカブリオレSportが535万円、220iカブリオレLuxuryが554万円、220iカブリオM Sportが576万円。なお、価格は改良前から据え置かれています。

(塚田勝弘)

日本向けは限定8台!希少な「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」

44年ぶりに「復活」を果たし、ラグジュアリークラスに加わったSクラス カブリオレ。

自動車博物館などに出かけると、もっと昔から4シーターオープンがあったことに気がつくと思いますが、最近は衝突安全や燃費面などクリアすべき要件も多く、リーマンショック直後は世界的に高級車の買い控えが起きていたという指摘もありました。

Archivnummer: SSPIP52776

ここ数年は、高級車のニーズが高まるなどマーケットが整ってきた側面も「復活」を後押ししたのかもしれません。

そのSクラス カブリオレの発表とメルセデス・ベンツの定義による「自動車生誕130周年」を記念し、内・外装に特別装備が採用された限定車「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」も同時に発表されています。

2016年6月2日(木)から2016年7月6日(水)までの期間限定で注文受付を開始。

Archivnummer: SSPIP52785

日本向けは8台で、全世界限定130台という希少なモデルである「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」には、通常の塗料の1/3〜1/10の粒子の塗料を用いることにより、通常の塗料では再現できないというエクステリアを演出する「アルビームシルバー」に、「ボルドーレッド」のソフトトップが組み合わされています。もちろん、同限定車だけに用意された塗装です。

Edition130________________

インテリアには、高級感とスポーティさを兼ね備える「AMGカーボン ファイバー/ピアノラッカー」のトリムにより質感とスポーティ感を向上。

また「Burmester 3Dハイエンドサラウンドサウンドシステム」を標準装備するほか、ステアリングおよびカップホルダーには同仕様車限定の「Edition130」エンブレムを配置。フロアマットも同限定車専用となっています。

贅の限りを尽くした「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」の価格は3251万円です。

(塚田勝弘)

【関連記事】

44年ぶりの新型Sクラス カブリオレ、新型SL、新型SLCが同時ビュー
http://clicccar.com/?p=376128

44年ぶりに「復活」した超高級4シーターオープン!「Sクラス カブリオレ」は2145万〜3417万円
http://clicccar.com/?p=376164

小粋なフレンチコンパクト「DS 3」、「DS 3 CABRIO」がフェイスリフト

「プジョー」、「シトロエン」、「DS」の3ブランドを擁するGroupe PSA。

「DS」はシトロエンから独立した格好の高級ブランドという位置づけで、エントリーモデルのDS 3/DS 3 CABRIO(カブリオ)がマイナーチェンジし、日本にも上陸しました。

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6月1日から発売される新型DS 3/DS 3 CABRIOは、「DS WING」と呼ばれるフロントグリルに変更。これによりDS全モデルがシトロエンのダブルシェブロンからこの「DS WING」エンブレムにスイッチしたことになります。

顔つきは新エンブレムが配されたフロントグリルを中心に、鮮やかな光彩を放つLEDランプの「DS LED VISION」を採用することで、洗練されながらも存在感が高まっている印象を受けます。

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インテリアでは、水平ラインを基調としたダッシュボードや、スリットから射す外光がアクセントとなる3連メーター、高いホールド性が確保されたバケットタイプのシート形状など、最新のフレンチコンパクトカーとして高い質感を得ているだけでなく、ラリーカーとしても活躍するスポーティさを表現。

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また、荷室スペースはクラストップレベルの270L(VDA方式/CABRIOは230L)を確保するほか、6:4分割可倒式の後席によりフレキシブルに対応します。

パワートレーンは、2つのエンジンとトランスミッションを用意。

「DS 3 Chic」、「Chic DS LED Vision Package」、「CABRIO」は、1.2Lの「Puretech」直列3気筒ターボエンジンと6ATの組み合わせで、最高出力110ps、最大トルク205Nm、JC08モード燃費は19.8km/Lとなっています。

「Sport Chic」には、1.6Lの直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載。すべての回転域で効率のよい過給を行うツインスクロールターボチャージャーや可変バルブタイミング機構(VVT)などが採用されていて、自然吸気の2.0Lエンジン凌ぐパワーとトルクを発揮。トランスミッションは6MTで、小気味よい走りが期待できます。

なお、すべてのモデルに信号待ちなどの停車時に自動的にエンジンを停止、再始動するストップ&スタート機能が採用され、燃費の向上が図られています。

女性ユーザーからの支持が高いという「DS 3 CABRIO」は、コンパクトオープン初の5シーター。

スイッチを押すだけでセミオープン、フルオープン、または任意の位置でルーフポジションを変えることができます。さらに、開閉時間はわずか16秒、さらに高速走行でも電動ルーフの作動が可能です。

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ルーフカラーには「ブルー」、「DSモノグラム」、「ブラック」に加えて新色の「エメラルド」も追加されています。さらに、リヤウインドウまわりのキャンバスもルーフカラーと同色になり、よりアクセントを強調。

ほかにも、ルーフサイドの補強やトランクルーム上部の補強材などにより、ボディ剛性も向上されているのも朗報でしょう。

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価格は「DS 3Chic」が259万円、「DS 3 Chic DS LED Vision Package」が274万円、「DS 3 CABRIO Chic」が304万円、「DS 3 Sport Chic」が299万円です。

(塚田勝弘)

メルセデス・Eクラス次期型、専用シャシーで新たなる旅立ち!

2016年1月に発表されたメルセデスベンツのミドルサルーン「Eクラス」のカブリオレ次期型にCクラスと異なる、専用シャシーが採用される可能性が確実となり、そのプロトタイプを捕捉しました。

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現行モデルではCクラスのシャシーが用いられていましたが、次期型ではFR「MRA」モジュラーアーキテクチャーを採用し、完全なEクラスボディとなります。

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フロント部はセダンと同じになり、ルーフはソフトトップが採用されるほか、リアコンビランプなどもカブリオレ専用デザインの可能性が高いようです。

パワーユニットはやはりサルーンと同じラインナップで、2リットル直列4気筒及び、3リットルV型6気筒、さらにハイブリッドなどが揃います。

世界初公開は2017年3月頃が有力視されています。

(APOLLO)

アウディ・A1、次世代型でカブリオレ投入か? レンダリングCG流出

アウディの最小コンパクト「A1」次世代モデルにカブリオレが設定される可能性が高いことが分かりました。

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数年前には現行「A1」に投入されることが噂されていましたが、次期型での登場となりそうです。

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また、当初5ドアモデルとして設定され、ルーフだけオープン可能なキャンパストップと予想されていましたが、入手したレンダリングイラストを見ると3ドアで完全オープンモデルのようです。

次期型の特徴は軽量化や広い室内で、パワートレインは1リットル直列3気筒インタークーラー付ターボチャージャーエンジンを搭載します。

ワールドプレミアは2018年秋頃が予想されています。

(APOLLO)