Motor Fan's YEAR 2016

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メルセデス AMG S63改良型、これが最新世代COMANDシステムだ!

2017年にフェイスリフトを控える、メルセデスベンツの旗艦サルーン『Sクラス』のハイパフォーマンスモデル『AMG S63』の改良型を捕捉しました。

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今回はボンネットの内部やキャビンまで撮影に初めて成功、最新世代のCOMANDシステムの形状も確認出来ました。

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新世代COMANDシステムでは、ダイヤルを排除し、よりシンプルな操作で、より快適な機能操作を可能にするようです。

ベースモデルとは異なる「AMG」専用フロントエアインテーク、前後バンパー、クワッドエキゾーストパイプを装着します。

一部が露出したその心臓部も大きな進化を見せます。これまでの5.5リットルV型8気筒ターボに代わり、最高馬力615psを発揮する、4リットルV型8気筒ダウンサイジングターボエンジンを搭載すると見られ、歴代最高のパフォーマンスを実現します。

ワールドプレミアは2017年秋頃になると思われます。

(APOLLO)

「マイバッハ S 650カブリオレ」、「メルセデスAMG E 63 4MATIC」を披露【ロサンゼルスオートショー16】

2016年11月18日から一般公開されているロサンゼルスオートショー2016。メルセデス・ベンツからは「マイバッハ」ブランド初の「Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet」、そしてEクラスのハイパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG E 63 4MATIC」が披露されました。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016

メルセデス・ベンツは2016年年初から好調で、売上高は過去最高を記録しています。この好調は、ラインナップが強化されたSUV、新型Eクラスなどが牽引。

ロサンゼルスオートショーというステージにふさわしい「Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet」は、世界限定300台。2017年春に300,000ユーロ(税抜き)という価格で売り出されるそうです。

Sクラスカブリオレをベースとしたマイバッハ仕様は、クロームのアクセントを多用し、フロントにマイバッハのエンブレムを配置。20インチの鋳造アルミホイールなどもあって圧倒的な存在感を醸し出しています。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016: Dietmar Exler, Präsident und CEO von Mercedes-Benz USA, anlässlich der Weltpremiere des neuen Mercedes-Maybach S 650 Cabriolet. ; Mercedes-Benz & smart at the Los Angeles Auto Show 2016: Dietmar Exler, President & CEO of Mercedes-Benz USA, at the world premiere of the new Mercedes-Maybach S650 Cabriolet.;

エンジンは、63kW(630hp)/1000Nm(737lb-ft)を誇る6.0LのV12エンジンを搭載。インテリアはゴージャスな仕上がりで、本革シートはクッションとブダペストスタイルのダイヤモンドのキルティングが施されているほか、Sクラス カブリオレの装備を網羅し、さらに、AIRCAP(エアキャップ)、AIRSCARF(エアスカーフ)、スワロフスキー・ヘッドランプなどが標準装備となっています。

もう1台の「メルセデスAMG E 63 4MATIC」は、4.0LのV8ターボエンジンを搭載し、420kW(571 hp)仕様と450kW(612hp)を用意。

Mercedes-Benz & smart auf der Los Angeles Auto Show 2016:Tobias Moers, Vorsitzender der Geschäftsführung der Mercedes-AMG GmbH, bei der Weltpremiere des neuen Mercedes-AMG E 63S Edition1.

シリンダー休止システムを搭載し、燃費に配慮しながら「メルセデス AMG E 63 S 4MATIC +」は、0-100km/h(62 mph)を3.4秒で加速(420kW仕様は3.5秒)するなど、Eクラスのハイパフォーマンスモデルにふさわしい動力性能を得ています。

トランスミッションは「AMG SPEEDSHIFT MCT(AMG マルチクラッチテクノロジー)の9速。また、「AMG Performance 4MATIC」は、前後可変トルク配分を可能にするなど、ハイパフォーマンスモデルにふさわしいスポーツ走行に対応するとしています。

(塚田勝弘)

560馬力!メルセデス新最強モデル「AMG C63 Rクーペ」、2017年登場か

メルセデス『Cクラス』のトップモデルである『AMG C63 S クーペ』をさらにハイチューンした、新たな最強モデル「AMG C63 Rクーペ」が、ニュルの高速テストに姿を見せました。

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これまでの最強シリーズである「ブラックシリーズ」に取って代わる、この「R」のエクステリアには、効率の良い空気の流れを生む新リップスポイラー、ワイドフェンダー、リアにはより強力なダウンフォースを生む新デュフューザー、固定式大型ウィングを装備しています。

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パワートレインには、現最強モデル「AMG GT R」の4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを積むと思われ、最高馬力は560psを叩き出します。

そのパフォーマンスは0-100km/h加速3.6秒で達し、Cクラスの軽量を活かす、メルセデス最高レベルのパフォーマンスを実現すると見られます。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

メルセデスAMG E63エステート、次世代型に新グリル採用か?

メルセデス AMG E63エステート次期型のレンダリングCGを、欧州エージェントから入手しました。

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大きな変化は、『AMG GT R』同様のフィンが縦に配置された「AMGパナメリカーナ」グリルが装備されている点。これまでのドットの入ったグリルと決別し、今後この新グリルを全てのAMGモデルに取り入れるようです。

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フロントバンパーやエアインテークも新デザインが採用されています。

パワートレインはダウンサイジングされる4リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高馬力は571psと伝えられています。

ワールドプレミアはセダンが2016年内、エステートは2017年3月が有力です。

(APOLLO)

好調なセールスが続くGLCに863万円の「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC」を追加

メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズSUV「GLC」に、プラグインハイブリッドモデルと、ここでご紹介する「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC」の2モデルが2016年9月8日に追加されました。

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注目点のひとつであるエンジンは、「Mercedes-AMG」専用開発となる3.0L V型6気筒ツインターボ「BlueDIRECT」。

最大圧力200barを誇るピエゾインジェクターによるスプレーガイド式燃焼システムにより、常に最適な燃焼状況を作り出せるだけでなく、クランクケースと シリンダーヘッドをアルミニウム製とすることで軽量化も実現。

こうしたMercedes-AMGの最新テクノロジーによって最高出力367ps(270kW)、最大トルク520Nmを発揮し、0-100km加速は4.9秒を記録(欧州仕様値)。

ハイパワー化に伴い4WDシステムも強化されています。Mercedes-AMGが開発した「AMG 4MATIC」は、駆動力の変動によるステア特性の変化が少ないため、直線でもコーナーでもドライバーの意志に忠実に、正確に路面をトレースする安定した挙動を実現しているそうです。

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さらに、「31:69」とリヤ寄りのトルク配分により、スポーツ走行時などで強力なトラクションと安定感あるハンドリングを実現しているとのこと。

足まわりも「Mercedes-AMG」の手による「AMGスポーツサスペンション」を採用。

「AMGダイナミックセレクトスイッチ」もしくは専用ボタンの操作で「Comfort」、「Sport」、「Sport+」の3つのモードから電子制御ダンピングシステムの減衰特性を選択することが可能。ダイナミックなスポーツ走行はもちろん、快適な長距離ドライブまで高い俊敏性と快適性を両立しているというのも美点でしょう。

ブレーキも強化されています。フロントに360mmのドリルドベンチレーテッドディスク、リヤに320mmのベンチレーテッドディスクを装備。ハイパフォーマンスに対応する強大な制動力と耐フェード性、ペダル操作に対する優れた応答性を発揮。

ほかにも、クルージング走行からスポーツ走行まで、センターコンソールのスイッチを操作するだけでセッティング可能な「AMGダイナミックセレクト」を用意。

トランスミッションのシフトプログラムに加えて、エンジン特性やサスペンションの減衰特性、ステアリング特性、ECOスタートストップ機能が連動して可変します。

AMGらしさでは、軽量かつ低背圧タイプの「AMGスポーツエグゾーストシステム」が見どころ。モータースポーツを想起させる迫力あるサウンドを発生し、とくに「S+(Sport Plus)」モードでは官能的なV6サウンドが楽しめるそうです。

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また、エクステリアにサイドミラーやフロント&サイドスカートなど随所に艶のあるブラックのアクセントが配された「ナイトパッケージ」が装備されるとともに、足元にはツインカラーの21インチ「AMG 5ツインスポークアルミホイール」を設定することでスポーティムードを強調。

気になる「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC」の価格は863万円となっています。

(塚田勝弘)

メルセデス・ベンツGLSは「SUVのSクラス」にふさわしいの走り

メルセデス・ベンツGLSは、2016年4月末に受けたフェイスリフトで、メルセデス・ベンツGLクラスから車名も変更しました。GLCやGLEなどと同様に、SUVを示す「GL」に、車格を表す「S」が付けられたことになります。

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今回試乗したのは最上級グレードで1900万円というプライスタグをぶら下げる「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」。

最量販グレードの「GLS 350 d」系は右ハンドルなので、全長5130×全幅1980×全高1580mmという巨体でも少しは扱いやすいかもしれません。

最大の注目であるエンジンは、5.5L V8の直噴ツインターボ。585ps/760Nmの強大なパワー/トルクはもちろんクラス最強です。同グレード以外のGLSは9ATですが、強大なトルクに対応すべく7ATが搭載されています。

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スタータースイッチを押すと、ド派手な始動音とともに目覚める5.5L V8ツインターボは、街中で走り出すと意外とジェントルで拍子抜け。さらに踏み込むと、希薄なスピード感で速度を上乗せしていく感じは恐ろしさの片鱗を見せるものの、本領を発揮するのは空いている高速道路ということになります。

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しかし、同じ585ps(最大トルクは760Nm)を発生する「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC」と比べると、2.6tを超える超重量級ということもあってか(GLE 63 S よりも220kg重い)、暴力的な加速でもどこか抑制された感じがします。

それでも、こんな巨体がこんなに速くていいの!? という恐怖心もつきまといますから、高速道路ではレーダーセーフティパッケージのディストロニック・プラスとアクティブレーンキープアシストを使ってゆったりと走る方が向いているかもしれません。

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モンスターSUVなのにそんな気分にさせるのは、22インチとは思えないほど良好な乗り心地。AMG専用のエアサスペンション「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」による恩恵は、快適な乗り味だけでなく、「Sports」モードにすれば巨体でも正確なハンドリングに寄与してくれます。

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1900万円もの価格に目を奪われる「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」。このグレードに7人乗りのニーズがどれくらいあるか分かりませんが、多人数乗車が可能で、かつ快適な俊足SUVと考えればお値段以上の価値があるのかも!?

(文/写真 塚田勝弘)

メルセデス・ベンツ GLが「GLS」になってどう変わった?最上級SUVに試乗

フルサイズの3列シートSUVであるメルセデス・ベンツGLS、しかも最上級の「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」に試乗する機会がありました。

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GLSは、メルセデス・ベンツのSUVであることを示す「GL」に、車格を表す「S」を付けたもので、2016年4月27日にフェイスリフトとともに車名を「GL」から変更。

なお、3列シートを有するフルサイズSUVは、輸入車ではオプションで用意するアウディQ7やBMW X5、ボルボXC90、レンジローバー・スポーツ、キャデラック・エスカレードなどがあります。

メルセデス・ベンツGLSは、今回のフェイスリフトで2本のルーバーと大型化されたエアインテークなどによりAMGフェイスになっているほか、写真の「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」には、現在のメルセデス・ベンツで最大径となる22インチタイヤを装着。

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インテリアは、車名からも分かるように「SUVのSクラス」を名乗るだけあって質感の高さを抱かせます。

ただし、センターのディスプレイは後付け感があり、インパネのスイッチ類が数多く配置されているなど、ひと世代前の設計。にもかかわらず「COMANDシステム」は最新バージョンになっているなど、ややチグハグな印象を受けます。

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3列どの席に座ってもゆったりと座れるシートサイズ、そしてゆとりある頭上、足元スペースが確保されているのは、全長5130×全幅1935×全高1850mmという巨体からすると当然かもしれません。

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「GLS 550 4MATIC Sports」と「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」は左ハンドルで、主力グレードのGLS350d系が右ハンドルとなっています。価格帯は「GLS 350 d」の1070万円から「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」の1900万円です。

(文/写真 塚田勝弘)

メルセデスの最高級2シーター・オープン「AMG GTロードスター」早くもスクープ!

メルセデスの2ドアスーパースポーツ「AMG GT」に、オープンモデルとなる「AMG GTロードスター」の投入が確実となりましたが、そのプロトタイプをいち早く捉えました。

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フロントマスクやリアエンドのデザインは、クーペとほぼ同様と見ていいでしょう。

ルーフは一見、ハードトップのように擬装されていますが、実際は軽量ファブリック製ルーフが採用されるはずです。

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パワートレインは4リットルV型8気筒ツインターボを搭載し、最高馬力は「GT」が462ps/600N・m、「GT S」が510ps・650N・mを発揮します。

1-100km/h加速では、ライバルのポルシェ「911カレラSカブリオレ」の凌ぐ4.3秒というハイパフォーマンスです。

ワールドプレミアは2016年11月と予想されます。

(APOLLO)

アストンマーティン・ヴァンテージ次期型、AMG製V8をニュルで試す!?

アストンマーティンの2ドアクーペ『ヴァンテージ』次期型が、ニュルブルクリンクのノルトシェライフェに高速テストに現れました。

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ボディの大部分がカモフラージュパネルで覆われており、デザインのディテールは不明ですが、注目はその心臓部です。

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アストンマーティンは、技術提携を結ぶメルセデスAMGと、パワートレインや電装コンポーネントを共同開発しており、最新モデル『DB11』にはAMG製エンジン搭載の噂が流れていましたが、結局は搭載が見送られました。

ところが、このニュルを走る「ヴァンテージ」次期型には、メルセデスAMG製4リットルV型8気筒ターボエンジンが搭載されている可能性が高い事が、関係者の証言を元にレポートされています。

市販モデルの公開は2017年秋頃と予想されています。

(APOLLO)

最強サルーン降臨!メルセデス AMG S63セダン、改良新型で605馬力へ!

メルセデスベンツの最高級4ドアサルーン『Sクラス』のトップモデルとなる、『AMG S63 セダン』改良新型の姿をカメラが捉えました。

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今回はフロントバンパーのみ、カモフラージュが施されています。恐らくエアスプリッター付き新形状エアインテークが配置され、リアに関してはこれから作業に入ると思われます。

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パワートレインは「AMG S63クーペ」と同様、ダウンサイジングされる4リットルV型8気筒ツインターボを搭載、最高馬力は605psが予想されています。

ハイテク面では、新世代安全分点支援システムの導入が見込まれ、名実共に最強サルーンの誕生と言えそうです。

(APOLLO)

メルセデスAMG S63クーペ改良新型、今度は「GT R」風新グリルだ!

メルセデスベンツのラグジュアリー2ドアクーペ、『Sクラス クーペ』のハイチューンモデル『AMG S63クーペ』改良新型の姿をカメラが捉えました。

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まず、マスキングされたフロントグリルに注目です。拡大するとメッシュの奥に、6月24日に発表されたばかりの『AMG GT R』と同じ、メッキフィンが縦に配置された「AMGパナメリカーナ」フロントグリルが見えます。

また、フィンで分割されている新デザインのエアインテークも薄っすらと浮かんで見えています。

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まず、マスキングされたフロントグリルに注目です。拡大するとメッシュの奥に、6月24日に発表されたばかりの『AMG GT R』と同じ、メッキフィンが縦に配置された「AMGパナメリカーナ」フロントグリルが見えます。

また、フィンで分割されている新デザインのエアインテークも薄っすらと浮かんで見えています。

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この「パナメリカーナ」グリルは、今後AMGラインナップに順次採用される予定です。

パワートレインは5.5リットルV型8気筒をダウンサイジングした、新開発4リットルV型8気筒ツインターボが搭載され、馬力やパフォーマンスが向上すると思われます。

ワールドプレミアは早くても2017年3月、遅れれば秋頃になるようです。

(APOLLO)

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この「パナメリカーナ」グリルは、今後AMGラインナップに順次採用される予定です。

パワートレインは5.5リットルV型8気筒をダウンサイジングした、新開発4リットルV型8気筒ツインターボが搭載され、馬力やパフォーマンスが向上すると思われます。

ワールドプレミアは早くても2017年3月、遅れれば秋頃になるようです。

(APOLLO)

510馬力のメルセデスAMG GLC63、迫力のフルヌード

2016年3月のニューヨークモーターショーでワールドプレミアを果たした『メルセデスAMG GLC 43 4MATIC』ですが、さらにその上に位置する「AMG GLC63 4MATIC」がこの秋登場を前に、迫力のフルヌードで現れました。

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細部が完全露出していませんが、ヘッドライトやグリルはもちろん、今まで隠されていた「GLC43」とは異なる、バンパーや大口エアダクトの形状もネット越しに確認できる、ほぼフルヌード姿です。

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パワートレインには「AMG C63」から流用される4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、「GLC43」の367psを超える476psを発揮します。また、上級モデルの「S」には、最高馬力510psまでチューンされ、これは今後登場するライバル、BMW「X3M」を超えると予想されます。

エクステリアでも「GLC43」以上に躍動感のあるエアロキットを装着し、差別化をするようです。

(APOLLO)

メルセデスAMG GTが一部改良、装備充実化で価格もアップ

SLS AMGに続くメルセデスAMG社による完全自社開発となるメルセデスAMG GTは、2015年5月に日本でも発表され、約1年後となる今年の5月12日に一部改良を受けました。

エンジンは4.0LのV8ツインターボを搭載し、トランスミッションはAMGスピードシフトDCTが組み合わされています。

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今回の一部改良は装備関連が中心。「メルセデスAMG GT」では、「ベーシックパッケージ」の標準化がトピックスで、ナッパレザーシート(シートヒーター付)、キーレスゴー、ハンズフリーアクセス、メモリー付パワーシート(運転席・助手席)、電動チルト&テレス コピックステアリング、イージーエントリー(ステアリング)、リバースポジション機能付ドアミラー(助手席)、プライバシーガラスを用意。

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さらに、ボディカラーのメタリックペイントを標準化し、「ダイヤモンドホワイト」、「ヒヤシンスレッド」、「イリジウムシルバーマグノ」、「セレナイトグレーマグノ」を設定(AMGソーラービームを除く)。

上級グレードの「メルセデスAMG GT S」では、「AMGパフォーマンスシート」、「Brumesterサラウンドサウンドシステム」、「盗難防止警報システム(牽引防止機能、室内センサー)」からなる「エクスクルーシブパッケージ」を標準装備としているほか、「AMGダイナミックパッケージプラス」の一部装備である「ダイナミックエンジントランスミッションマウント」、「AMGパフォーマンスステアリング(レザーDAINAMICA/ステッチ入)」、「イエローメーターゲージ」が標準装備化されています。

また「AMG GT」と同様にボディカラーのメタリックペイント(「ダイヤモンドホワイト」、「ヒヤシンスレッド」、「イリジウムシルバーマグノ」、「セレナイトグレーマグノ」)を標準化(AMGソーラービームは除く)。

価格は「メルセデスAMG GT」が1650万円、「メルセデスAMG GT S」が1930万円で、前者は70万円アップ、後者は90万円のアップとなっています。

(塚田勝弘)

謎のメルセデスAMG S63を発見。コンパクトボディの正体は!?

カメラマンから送られてきた「メルセデスAMG S63クーペ」の写真、一見普通に見えますが、横からの画像を見るとボディが不自然に切り詰められており、コンパクトになっているのが分かります。

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カメラマンに情報を確認すると「メルセデスAMG S63クーペ」のコンセプトモデルではなく、次世代「SL」のミュール試作車ではないか、とのこと。

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メルセデスのオープンモデルは2019年に「SLK」、2020年に「SL」の発表が予定されており、今回はその次世代モジュラーシャシーのテストのようです。

次期「SL」はダウンサイジング化が噂されており、3リットルV型6気筒エンジンの搭載が見込まれています。

(APOLLO)

メルセデス・ベンツGLEに3.0L V6エンジンを搭載した「メルセデスAMG GLE 43 4MATIC」を追加

Mクラス改めGLEとなったメルセデス・ベンツのプレミアムSUV。

昨年10月の登場時は、5.5L V8直噴ツインターボを積む超モンスター級SUVの「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC」をのぞき、3.0L V6の直噴ディーゼルターボのみという設定でした。

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ガソリンとディーゼルを設定するSUVの場合、ディーゼル比率が高くなる傾向はメルセデス・ベンツに限らず、BMWやボルボ、マツダなどの他メーカーにも当てはまるでしょうが、1740万円という「63 S」の価格もまさに別格ですから、ガソリンが欲しい人にニーズには応えないのかな、と感じていた方も多いはず。

4月27日に発売された「メルセデスAMG GLE 43 4MATIC」は、AMGだけに価格も1150万円と、1740万円の「63 S」ほどではないにしても1100万円台を超えています。

注目のエンジンは、メルセデスAMGが専用開発した高出力のV6を搭載。最大圧力200barのピエゾインジェクターとスプレーガイド式燃焼システムによって、常に最適な燃焼状況を作り出せるのが特徴。

GLE43reさらに、シリンダーウォールには摩擦低減と高強度を実現する「NANOSLIDE」加工が施されるなど、メルセデスAMG自慢の最新技術により、最高出力は367ps、最大トルクは520Nmに達し、0-100km/h加速は5.7秒を誇ります。

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駆動方式はパフォーマンス志向の4WDシステムである「AMG 4MATIC」が採用されていて、高性能エンジンのパワーを四輪に最適に配分するなど、メルセデスAMGの技術を活用。

強烈な発進加速はもちろん、高速走行時の安定性、ハイスピードコーナリング、コーナー立ち上がりでの加速など、SUV離れした走りを支えています。

トランスミッションは、メルセデスAMGのラインアップとして初めて9速ATの「9G-TRONIC」が採用されています。ダイナミックなレスポンスにドライビングフィールと、滑らかで俊敏な変速が身上で、多段化によりひとつのギヤが受け持つ速度域が狭くなるため変速ショックとエンジン回転数の上昇を抑制するなど、燃費だけでなく静粛性にも寄与するもの。

ほかにも、走行状況に合わせて4輪それぞれを電子制御する「AIRマティックサスペンション」を採用。連続可変ダンピングシステムとの組み合わせで、快適な乗り心地とダイナミックな走行性能を高いレベルで両立したとしています。

また、5つのモードが選択可能な「AMGダイナミックセレクト」も装備され、クルージングからダイナミックな走りまで状況に応じて、エンジンやトランスミッションの特性、やステアリング特性、サスペンションの減衰特性まで変化させることが可能。

安全装備も、車格を表すGLEの「E」からも分かるように、Eクラスにも導入されている最新鋭の技術が標準装備されていて、「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムによる万全の構えになっています。

(塚田勝弘)

【関連記事】

■585ps/760NmのV8ツインターボを積む大迫力のSUV ─ Mercedes-AMG「GLE 63 S 4MATIC」画像ギャラリー
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■好調メルセデス・ベンツが送る最新SUV「GLEクーペ」は、BMW X6がターゲット!?
http://clicccar.com/?p=369140

585ps/760Nmを誇る「Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC」の桁違いの速さ!

CクラスベースのSUV「GLC」のプレス向け試乗会には、2016年の今年は「SUVイヤー」と位置づけることもあってか、Mクラスから車名を変えたGLEやGクラス、GLAなどのメルセデス・ベンツのSUVが揃っていました。

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同試乗会では、昨年秋に登場したGLEの最上級グレード「Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC」に試乗する機会がありました。

Mercedes-AMG社による5.5LのV8直噴ツインターボエンジンは、585ps/760Nmという圧倒的なアウトプットを誇ります。

個人的には、Mクラス時代のML 63 AMG(510ps/630Nm)には何度か試乗していますが、こちらは「S」がさらに付きますからまさに別格。

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全長4855×全幅1965×全高1760mmという巨体にこのパワーとトルクですから、発進から不用意にアクセルを踏むことはできません。飛ばさなくても早朝深夜の住宅街を走らせるのは憚られるほどの迫力あるエキゾーストノートを残しながらスタート。

高回転域のパンチ力を試すシーンはありませんでしたが、停止状態からゆっくりとアクセルを踏んでも無尽蔵に思えるほどのトルク感がおそってきます。

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とはいえ、車名からも分かるようにこの強大なトルクを路面に確実に伝え、スタビリティを向上させる専用セッティングの4WDシステム「AMG 4MATIC」、AMG専用に最適化され、操縦安定性と快適性を両立したエアサスペンション「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」、コーナリングのロールを抑え走行安定性を向上させる「ACTIVE CURVEシステム」など、油圧や電子制御により調教されています。

間違いなく速いのですが、単なる凶暴な? SUVではなく、メルセデスらしい上質感も漂うのはさすが。

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ワインディングでは、重厚感のある背の高いSUVらしくそれなりのロールを許しながらも予想以上に速くコーナーを次々とクリアしていきますが、主戦場は間違いなく高速道路でしょう。なお、価格は1740万円でこちらもド級といえる設定になっています。

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ライバルはカイエン・ターボSですが、走りだけでなく、乗り心地などの快適性もより重視するのであれば、「Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC」の方が若干上手のような気がします。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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V8エンジンを積む476psのAMG C 63 クーペ、510psを誇るC 63 S クーペの受注を開始

ドア、ルーフ、トランクなどをのぞくほぼすべてのパーツが専用設計されたというメルセデス・ベンツのAMG C 63 クーペ、AMG C 63 S クーペの受注が開始されました。なお、発売は8月頃の予定となっています。

th_C205_63_F「メルセデスAMG GT」を筆頭に、A 45 4MATICからG65から最近のAMGの充実ぶりには目を見張るものがありますが、単にラインナップが多いというだけではなく「One man – one engine」という精神に基づいて制作されたモデルであるのはご存じのとおりです。

見た目ではエンジンルームのサインを見れば分かりますし、アクセルを踏み込めば特別なモデルなのも体感できるはずです。

これは、厳格な品質基準に従って、1人のマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるというメルセデスAMGの哲学に基づくもの。

キモとなるエンジンは、Mercedes-AMG GTと基本設計を同じくするAMGの4.0L V8直噴ツインターボエンジン「M177」を搭載。

砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることにより、軽量かつ高強度なエンジンとなっています。

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シリンダーウォールには、スチールカーボン材を溶射コーティングする 「NANOSLIDE(ナノスライド)」と呼ばれる摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスの低減が図られているのがポイント。

2基搭載されるターボチャージャーは、V型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置される「ホットインサイドV」レイアウトが採用されています。

これにより、エンジンを可能な限りコンパクトできるだけでなく、ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化することで、優れたレスポンスを得ているそうです。

自慢のエンジンスペックですが、C 63 クーペは476ps/650Nm、C 63 S クーペは最高出力510ps/700Nmを発揮。なお、C 63 S クーペの0-100km/h加速は、わずか3.9秒で、クラストップの動力性能を実現(数値は全て欧州仕様参考値)。

またC 63 S クーペには、エンジンマウントには磁性体入の液体可変マウントが採用されています。

各種センサーからの情報によりドライビングの変化を検知し、マウントの硬さを自動で調整するもので、通常走行時は柔らかいマウントによってドライブトレインからのノイズと振動を効果的に遮断して快適性を向上。

スポーツ走行時には、マウントを硬くすることでドライブトレインのロールモーションを減少させることで、クイックなコーナリングを実現。

組み合わされるトランスミッションは、湿式多板クラッチを採用する電子制御式7速の「AMGスピードシフトMCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」。

シフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能だけでなく、高速走行時などにアクセルから足を離すとエンジンとトランスミッションを切り離して燃料消費を抑えるセーリング機能の採用によって燃費が優先される「C(Comfort)」をはじめ、よりスポーティなドライビングに向く「S(Sport)」、「S+(Sport Plus)」、多様なパラメーターを個別に設定できる「I(Individual)」を含む4つのモードを用意。

th_C205_63S_Fほかにも見どころは満載ですが、気になる価格はメルセデス AMG C 63 クーペが1246万円、メルセデス AMG C63 S クーペが1358万円となっています。

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(APOLLO)

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(APOLLO)