Motor Fan's YEAR 2016

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トップ5に動きなし。2016年11月の軽自動車セールスランキング発表

2016年11月の軽自動車(四輪車)の販売ランキングが全国軽自動車協会連合会より発表されました。前月同様、ホンダN-BOXがトップで、キャンバスを追加したダイハツ・ムーヴが2位、タントが続くというトップ3となっています。

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4位のデイズ、5位のアルトも前月同様で、多少の順位は入れ替わっていますがトップ10の顔ぶれに変化はありません。

●2016年11月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 14,813台
2位 ダイハツ ムーヴ 13,201台
3位 ダイハツ タント 10,279台
4位 日産 デイズ 7,705台
5位 スズキ アルト 7,237台
6位 ホンダ N-WGN 6,736台
7位 スズキ ハスラー 5,970台
8位 スズキ スペーシア 5,970台
9位 スズキ ワゴンR 5,825台
10位 ダイハツ ミラ 5,241台

注目は、マイナーチェンジでステレオカメラの先進安全装備「スマートアシストIII」を初搭載したタントでしょう。歩行者を検知するという軽自動車としては高機能なプリクラッシュブレーキを、スズキの「デュアルカメラブレーキサポート」につづいて採用した効果が、12月のセールスランキングにどのように影響するのでしょうか。

なお、軽四輪車全体の新車販売台数は14万4560台で、前月比106.4%、前年同期比97.0%。増税などの影響で軽自動車離れと言われていましたが、すでに底を打って、上昇傾向にあるといえそうです。

また、トップ10ランク外でのトピックスとしては、長らくバックオーダーを抱えていたホンダS660の月販台数は531台と前月比55.7%、前年同期比56.0%と落ち着いてきたのも注目です。

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ダイハツ・タントがマイナーチェンジ、ステレオカメラの衝突被害軽減ブレーキを新搭載!
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ムーヴの躍進で2016年10月の軽自動車セールスランキングに動きあり?
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丸みを帯びたデザインの「ムーヴ キャンバス」登場。価格は118万8000円から
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ホンダN-BOXスラッシュが一部改良。アウトドア風味のインテリアを新設定
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プリウスが首位転落! 2016年11月の登録車新車販売のトップは日産ノート

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年11月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されました。

前月、プリウス、アクア、セレナという新しいトップ3の顔ぶれになった登録車セールスランキングですが、ついにプリウスがトップの座から陥落です。

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●2016年11月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 日産 ノート 15,784台
2位 トヨタ プリウス 13,333台
3位 トヨタ アクア 12,409台
4位 トヨタ シエンタ 11,608台
5位 ホンダ フリード 10,445台
6位 トヨタ ヴォクシー 8,878台
7位 日産 セレナ 7,293台
8位 トヨタ カローラ 6,546台
9位 ホンダ フィット 6,333台
10位 トヨタ ノア 5,750台

日産が新しい電気自動車としてアピールするシリーズハイブリッド「e-POWER」を搭載したことで向上した商品性が評価されて、ノートがトップを獲得したと考えられます。

一方、前月に3位となった自動運転技術「プロパイロット」を搭載するセレナは新車効果が落ち着いたのか、3列シートのライバルに押しのけられるように7位にダウン。

はたして、ノートのトップが新車効果の瞬間風速なのか、新しいトップランナーの登場なのか、気になるところといえそうです。

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ついにトヨタのトップ3が崩れた!2016年10月の登録車セールスランキングはミニバンに注目
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充電要らずのEV「日産ノートe‐POWER」、3週間で受注2万台超!
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ついにトヨタのトップ3が崩れた!2016年10月の登録車セールスランキングはミニバンに注目

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年10月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されました。

しばらく、プリウス、アクア、シエンタというトヨタのハイブリッドカーによるトップ3独占状態が続いていた登録車セールスランキングですが、ついにその牙城が崩れました。

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自動運転技術「プロパイロット」を初搭載した日産セレナがアクアに迫る3位となったのです。さらに5位にはホンダ・フリードが登場。先進安全性能や環境性能、そして利便性で話題を集める新型ミニバンが市場に元気を与えています。

セレナとフリード、いずれも前年比300%を超える数字で、新車効果はもちろんですが、新機能が市場に評価されていることも数字が示しています。

●2016年10月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 14,053台
2位 トヨタ アクア 12,480台
3位 日産 セレナ 12,408台
4位 トヨタ シエンタ 10,778台
5位 ホンダ フリード 9,153台
6位 トヨタ ヴォクシー 7,936台
7位 ホンダ フィット 7,585台
8位 トヨタ カローラ 6,663台
9位 トヨタ パッソ 5,868台
10位 トヨタ ノア 5,769台

そのほかの注目は、トヨタ・ヴォクシーとノアというMクラスミニバンの躍進。とくにノアは前年比112.6%と伸びています。新型モデルの登場により、ミニバン市場が活気を取り戻したといえそうです。

ちなみに、トヨタのMクラスミニバンといえばエスクァイア(10月のセールスは3,457台)を含めた3兄弟モデルとなっていますが、3モデルの合計は17,162台。モデルライフでいえばライバルよりも長くなっていますが、まだまだ高い評価を受けているといえそうです。

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ムーヴの躍進で2016年10月の軽自動車セールスランキングに動きあり?

ホンダN-BOXとダイハツ・タントによるトップ争いに終止符が打たれました。

2016年10月の軽自動車(四輪車)の販売ランキングが全国軽自動車協会連合会より発表されましたが、キャンバスを追加したダイハツ・ムーヴが2位となっています。

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前月の速報ではムーヴとムーヴキャンバスが別扱いになっていましたが、訂正が行われ、10月からは合計値としてランキングに数えられるようになりました。これにより、ムーヴ全体としての販売台数は前年比で182.8%と大幅な伸びを見せています。

●2016年10月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 13,891台
2位 ダイハツ ムーヴ 12,502台
3位 ダイハツ タント 10,559台
4位 日産 デイズ 9,499台
5位 スズキ アルト 7,248台
6位 スズキ ハスラー 6,388台
7位 スズキ スペーシア 6,155台
8位 ホンダ N-WGN 6,086台
9位 スズキ ワゴンR 5,929台
10位 ダイハツ ミラ 5,126台

ムーヴの躍進以外には大きな動きはなく、顔ぶれにも変化はありません。なお、軽四輪乗用車全体の販売台数は104,870台で、前年比96.6%といった数字。増税や燃費不正などの影響により軽自動車離れが目立った上半期に比べると、回復している状況といえそうです。

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トヨタ自動車が上半期(4-9月)の登録車販売ランキングでTOP3を独占!

日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、本年上半期(4-9月)の国内新車販売台数(登録車)は前年同期比4.0%増となる154.6万台となっています。

もっとも売れたのはトヨタ自動車の「プリウス」で、前年同期比で2.5倍超となる13.7万台を販売。

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同車は昨年12月にフルモデルチェンジして以降、今年だけで既に20.8万台を販売するなど好調が続いており、特に4月以降は各月とも前年比で2倍超え(7月は約3倍)の状況が続いています。

登録車販売台数TOP10のうち、首位のプリウス、2位のアクア、3位のシエンタが上位TOP3を独占、トヨタ車が10車中、7車を占めている状況。

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また、「シエンタ」は上半期に前年同期比で2倍超となる6.3万台を記録。

さらに同社は今年4月、「軽じゃないK」の謳い文句で「パッソ」をモデルチェンジ。

価格帯を軽自動車並みの115-166万円(4WD除く)に抑えるなど、軽からの顧客誘導を図っており、こちらも上半期の販売で6位(4.2万台)にランクインしています。

登録車市場はトヨタ自動車が牽引することで、昨年4月以降からもち直しつつあり、長らく前年割れが続く軽自動車市場においても、完全子会社化したダイハツから装備を大幅に充実させた「ムーヴ キャンバス」 を118-154万円(4WD除く)の価格帯で登場させるなど、今後も同社の動きから目が離せない状況が続きそうです。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

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9月の新車販売、プリウスが10ヶ月連続首位、ムーヴキャンバス9位に初登場!

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した9月度の軽自動車を含む国内の新車総販売台数は47.7万台(前年同月比-0.5%)となっています。

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自販連によると、登録車の販売台数は31.7万台(前年同月比+3.7%)で、もっとも売れたのは昨年12月にフルモデルチェンジしたトヨタ自動車の「プリウス」。

前年比2倍超となる2万台以上を販売するなど、10ヶ月連続で首位を維持しています。

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そのほかにも、2位のアクア(1.5万台)や3位のシエンタ(1.2万台)を含め、トヨタ車が トップ10中、6車種を占めている状況。

全軽自協によると、9月度の軽自動車販売台数は約16万台(前年同月比-8.0%)で、徐々に回復傾向にはあるものの、昨年1月以来、2年近くに渡って前年割れが続いています。

そうしたなか、もっとも売れた軽自動車はホンダ「N-BOX」で、2万台(+16.9%)を販売。

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トップ10中、ホンダが2車種、ダイハツが3車種、スズキが4車種、日産が1車種の構成比となっています。

注目はダイハツ「ムーヴキャンバス」がいきなり9位に登場したことで、6,258台を販売するなど、今後の伸びが期待できそうです。

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一方、三菱自動車からOEMを受けている日産「デイズ」は1.1万台(-21.1%)を販売、8月度の7,268台から一気に1.5倍増加するなど、2位のダイハツタントの1.2万台に続く3位のポジションを確保しており、燃費不正の影響は限定的とみられます。

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全体を俯瞰してみれば、軽自動車の販売についても徐々に回復傾向にあり、今後の動向が注目されます。

Avanti Yasunori

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2016年9月の軽自動車販売、ムーヴキャンバスが単独ランクイン!

2016年9月の軽自動車(四輪車)の販売ランキングが全国軽自動車協会連合会より発表されています。

燃費不正から販売を停止していた日産と三菱の軽自動車が7月に販売再開してから2か月、9月7日には久しぶりの新型車となる「ムーヴキャンバス」がダイハツから登場するなど販売増が期待されましたが、全体では前年同月比92.0%となる15万9723台の販売にとどまっています。

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そうした状況において注目なのはホンダN-BOX。9月には、そのバリエーションであるN-BOX スラッシュがマイナーチェンジを果たした影響もあってか、前年同月比116.9%の2万406台とセールス好調です。

また、9月の速報においては新型車ムーヴキャンバスはムーヴとは別カウントでありながら、9位にランクイン。するどいスタートダッシュを切ったことが見て取れます。

●2016年9月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 20,406台
2位 ダイハツ タント 12,034台
3位 日産 デイズ 10,939台
4位 スズキ アルト 8,632台
5位 スズキ スペーシア 8,396台
6位 ホンダ N-WGN 8,361台
7位 スズキ ハスラー 8,317台
8位 スズキ ワゴンR 6,379台
9位 ダイハツ ムーヴキャンバス 6,258台
10位 ダイハツ ミラ 6,002台
※参考 11位 ダイハツ ムーヴ 5,250台

なお、同月における登録車のセールストップであるトヨタ・プリウスの販売台数は2万43台。わずかな差ながら、N-BOXが新車販売全体でのトップに立ったのもニュースのひとつです。

(山本晋也)

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ホンダN-BOXスラッシュが一部改良。アウトドア風味のインテリアを新設定
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2016年9月の登録車販売ランキング、相乗効果でミニバンが伸長傾向か?

登録車の販売ランキングに変化あり。

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年9月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

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●2016年9月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 20,043台
2位 トヨタ アクア 15,493台
3位 トヨタ シエンタ 12,290台
4位 ホンダ フィット 10,226台
5位 トヨタ ヴォクシー 9,525台
6位 ホンダ ヴェゼル 8,296台
7位 トヨタ パッソ 8,164台
8位 トヨタ カローラ 8,117台
9位 日産 セレナ 6,488台
10位 ホンダ ステップワゴン 6,014台

プリウス、アクア、シエンタというトップスリーに変化はありませんが、フルモデルチェンジが近いとウワサされる日産ノートがトップ10圏外になるなど、顔ぶれに若干の変化が見えています。

その中で注目したいのは、トヨタ・ヴォクシー、日産セレナ、ホンダ・ステップワゴンといったMクラス・ミニバンモデル。

フルモデルチェンジ直後にリコールが発生し、思うようなスタートダッシュを決めることができなかったセレナが伸び悩んでいるところに、ステップワゴンが2016年初のトップ10内に躍進したという状況です。

前年同月比でみると、ヴォクシーが117.4%、セレナが105.8%、ステップワゴンは104.9%。自動運転技術「プロパイロット」を搭載するなどセレナが話題を集めたことで、Mクラスミニバン全体が注目され、活気づいているといえそうです。

(山本晋也)

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8月の国内新車販売、9ヶ月連続でプリウスが首位!

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した8月度の登録車販売台数は22万3,273台で、前年同月比5.7%増となっています。

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もっとも売れた登録車は昨年12月にフルモデルチェンジしたトヨタ自動車の「プリウス」で、9ヶ月連続で首位を維持。

同車を含め、トヨタ車がTOP10中、7車種を占めている状況。

1位 トヨタ プリウス   17,503台
2位 トヨタ アクア     11,220台
3位 トヨタ シエンタ    9,518台
4位 ホンダ フィット    7,034台
5位 トヨタ パッソ     6,476台
6位 トヨタ ヴォクシー   6,412台
7位 トヨタ カローラ    5,944台
8位 日産ノート      5,606台
9位 トヨタ ヴィッツ   5,204台
10位 ホンダ ヴェゼル   5,066台

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)によると、8月度の軽自動車販売台数は11万3,388台で、前年同月比で2.0%減となっています。

もっとも売れた軽自動車はホンダ「N-BOX」で、1万3,276台を販売。

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TOP10中、ホンダが2車種、ダイハツが3車種、スズキが4車種、日産が1車種の
構成比となっています。

1位 ホンダ N-BOX  13,276台
2位 ダイハツ タント  10,677台
3位 日産デイズ      7,268台
4位 スズキ アルト    6,297台
5位 スズキ スペーシア 5,787台
6位 スズキ ハスラー  5,637台
7位 スズキ ワゴンR   5,396台
8位 ホンダ N-WGN  5,332台
9位 ダイハツ ムーヴ  4,892台
10位 ダイハツ ミラ   4,718台

また、8月度の軽自動車を含む国内の新車総販売台数は前年同月比2.9%増の
33万6,661台と、今年の4月以来4ヶ月ぶりに前年増に転じました。

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日産デイズが4月に三菱自の燃費不正の影響で販売を停止したものの、影響は限定的だったようで、8月度は3位に返り咲いており、軽自動車全体の販売についても6月以降、回復傾向を示すなど、今後の動向が注目されます。

Avanti Yasunori

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地震による減産から復調!トヨタの5月国内生産が12.4%増
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5月国内新車販売、登録車は6.6%増も軽自動車14.3%減!
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トヨタ自動車の4月生産、地震の影響で国内生産18.8%減!
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トヨタのHVモデル世界販売、年内にも1,000万台到達か?
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2016年8月に売れた軽自動車、前年同月比で伸びているのは超ハイトモデルだけ?

2016年8月の軽乗用車セールスランキング(速報)が、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会より発表されています。

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●2016年8月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 13,276台
2位 ダイハツ タント 10,677台
3位 日産 デイズ 7,268台
4位 スズキ アルト 6,297台
5位 スズキ スペーシア 5,787台
6位 スズキ ハスラー 5,637台
7位 スズキ ワゴンR 5,396台
8位 ホンダ N-WGN 5,332台
9位 ダイハツ ムーヴ 4,892台
10位 ダイハツ ミラ 4,718台

上位2台の顔ぶれは、もはや固定と思えるほど安定しています。7月から販売再開した日産デイズが確実にランクアップ、以前の定位置といえる3位まで順位を戻しています。

また、軽自動車全体としても、全体では88,625台を販売。前年同月比97.9%となっています。軽自動車離れと言われる昨今ですが、それほど落ち込んでいる数字ではありません。

しかしながら、トップ10の中で前年同月比100%を超えているのは、ホンダN-BOX(127.7%)、ダイハツ・タント(104.8%)、スズキ・スペーシア(132.1%)、スズキ・ハスラー(107.9%)の4車種だけとなっています。

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ハスラーを除くと、スーパーハイトワゴンと呼ばれる全高の高いモデルに人気が集中している状況というわけです。

一方で、スズキ・ワゴンRの前年同月比は70.8%、ダイハツ・ムーヴは66.4%と、かつて全盛を誇ったハイトワゴン系モデルは売れ行きを落としています。

軽自動車のトレンドが大きく変わりつつあると感じられる、2016年8月のセールスランキングです。

(山本晋也)

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2016年8月の登録車セールスランキング、トップ10中トヨタ車が7台

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年8月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されました。

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●2016年8月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 17,503台
2位 トヨタ アクア 11,220台
3位 トヨタ シエンタ 9,518台
4位 ホンダ フィット 7,034台
5位 トヨタ パッソ 6,476台
6位 トヨタ ヴォクシー 6,412台
7位 トヨタ カローラ 5,944台
8位 日産 ノート 5,606台
9位 トヨタ ヴィッツ 5,204台
10位 ホンダ ヴェゼル 5,066台

プリウス、アクア、シエンタのトップ3は盤石の体制。トップ10全体でも前月に続き、トヨタは7車種をランクインさせています。

8月にフルモデルチェンジした日産セレナは、その新車効果が現れるまで若干の時間を要すると予想されているだけに、トップ10の顔ぶれが変わるのは、ちょっと先になりそうです。

ランキングで気になるのは、ここ数か月にわたり前年同月比を10〜20%ほど下回っているアクアの今後。アフォーダブルな価格のコンパクトハイブリッドカーは、ふたたびトップを奪い返すような輝きを見せるのでしょうか。

また、コンパクトミニバンのホンダ・フリードは9月16日のフルモデルチェンジに向けて、ティザーサイトを展開しています。その初速は9月のランキングに大いに影響を与えそうです。

(山本晋也)

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進化した最新G’sスタイル ─ トヨタ「ヴォクシー/ノア G’s」 画像ギャラリー
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グレード選びはどうする?ヴォクシー/ノアのエアロ仕様にも追加されたハイブリッド車
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トップはホンダN-BOX。販売再開の日産デイズは?〜2016年7月の軽乗用車販売

2016年7月の軽乗用車セールスランキング(速報)が、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会より発表されています。

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●2016年7月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 13,023台
2位 ダイハツ タント 12,790台
3位 スズキ アルト 7,680台
4位 日産 デイズ 7,521台
5位 ダイハツ ムーヴ 7,117台
6位 スズキ ワゴンR 6,969台
7位 スズキ スペーシア 6,768台
8位 スズキ ハスラー 6,710台
9位 ホンダ N-WGN 6,155台
10位 ダイハツ ミラ 5,988台

ホンダN-BOX、ダイハツ・タントのトップ2は不動といえる軽乗用車ランキングですが、7月より販売再開している日産デイズが4位に登場、押し出されるように前月3位のホンダN-WGNが9位になっています。

トップ2が盤石と思えるのは、その台数だけではありません。前年同月比で見ても、スーパーハイトワゴンの2台は110%近い数字で伸びを感じさせるのに対して、そのほかのモデルは60〜80%台の数字となっているのです。

注目は、前年同月比134.2%と大きく伸びているスズキ・スペーシア。これまでスーパーハイトワゴンでは遅れをとっていましたが、伸びるきっかけをつかんだということでしょうか。

さて、前年同月比といえば、バックオーダーを抱えた状態のホンダS660にも変化が見えます。前年同月比78.1%、前月比87.0%の902台となっているのです。オーダーから納車までの時間がかかることで距離を置いていたユーザー層にとっては、そろそろ狙い目の時期になってきたと言えそうです。

(山本晋也)

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2016年6月の軽乗用車セールス、ホンダN-WGNが急浮上!
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トヨタ系ハイブリッドだけが「5桁」販売。〜2016年7月の登録車セールスランキング

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年7月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

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●2016年7月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 27,988台
2位 トヨタ アクア 15,748台
3位 トヨタ シエンタ 10,944台
4位 日産 ノート 9,711台
5位 ホンダ フィット 9,592台
6位 トヨタ パッソ 8,889台
7位 トヨタ カローラ 8,679台
8位 トヨタ ヴィッツ 8,569台
9位 トヨタ ヴォクシー 7,644台
10位 ホンダ ヴェゼル 6,295台

トップ3をトヨタのハイブリッド系モデルが占めるのは、2016年度になってからの定位置といえるもので、前月は6位だった日産ノートが4位にランクアップしているほかは、フルモデルチェンジ間近の日産セレナがトップ30圏外になっているのが目立つ程度で、ほぼ変動していないといえるランキングとなりました。

とはいえ、ティザーサイトが展開されていることからわかるように、この夏から秋にかけて、前述したセレナ(8月下旬)やホンダ・フリード(9月16日)など、トップ10ランキングに入ってきそうなクルマのフルモデルチェンジが控えています。

『プロパイロット』と名付けられた自動運転技術を搭載するセレナ、新しいモーターを採用したハイブリッドを用意するフリード、こうしたモデルの登場で、この秋のランキングは大いに盛り上がりを見せそうです。

(山本晋也)

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上半期の新車販売ランキングTOP10はこうなっている!

自販連(日本自動車販売協会連合会)によると、今年の上半期(1〜6月)にもっとも売れた登録車は昨年12月にフルモデルチェンジしたトヨタ自動車の「プリウス」。

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新車効果も手伝って半年間で14.2万台を販売、月平均2.4万台を売り上げている計算となります。さらに同車以外にもトヨタ車がTOP10中、6車種を占めている状況。

1位 トヨタ プリウス 14.2万台
2位 トヨタ アクア  8.9万台
3位 トヨタ シエンタ 6.1万台
4位 ホンダ フィット 5.9万台
5位 日産 ノート   5.1万台
6位 トヨタ ヴォクシー 4.4万台
7位 トヨタ カローラ  4.3万台
8位 ホンダ ヴェゼル 3.9万台
9位 トヨタ ヴィッツ 3.7万台
10位 日産 セレナ   3.5万台

また、全軽自協(全国軽自動車協会連合会)によると、上半期にもっとも売れた軽自動車はホンダ「N-BOX」で、9.6万台を販売。

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TOP10中、ホンダが2車種、ダイハツとスズキが各4車種の構成比となっています。

1位 ホンダ N-BOX  9.6万台
2位 ダイハツ タント  8.9万台
3位 スズキ アルト   5.6万台
4位 ホンダ N-WGN  4.7万台
5位 スズキ ハスラー  4.6万台
6位 スズキ ワゴンR   4.5万台
7位 スズキ スペーシア  4.2万台
8位 ダイハツ ムーヴ  4.1万台
9位 ダイハツ ミラ   4.0万台
10位 ダイハツ キャスト 3.9万台

一方、6月の軽自動車を含む国内の新車総販売台数は前年同月比-4.9%減の42.1万台と、2ヶ月連続の前年割れとなっています。

内訳では登録車が28.8万台(+3%増)、軽自動車が13.3万台(-18.4%減)と、軽自動車の不振が目立つ状況。

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登録車の販売が3ヶ月連続で前年増と回復傾向を見せるなか、軽自動車は昨年1月以降、約1年半に渡って前年割れが続いています。

今年上半期(1〜6月)の累計販売台数で見ても、登録車は164.2万台(+0.7%増)の前年増となっていますが、軽自動車は90.5万台(-13.4%減)と前年割れしており、両者を合わせた総販売台数についても254.7万台(-4.8%減)と前年割れしている状況。

特に今年の4月以降は三菱自の軽自動車に端を発する燃費不正問題がこの状況に拍車をかけており、新車総販売台数を押し下げています。

全体を俯瞰してみた場合、昨年4月の軽自動車税(地方税)の1.5倍引き上げ(7,200円→10,800円)が予想以上に販売にダメージを与えているといえそうです。

Avanti Yasunori

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2016年6月の軽乗用車セールス、ホンダN-WGNが急浮上!

日産と三菱の軽自動車が不正問題から販売停止になっている中、2016年6月の軽乗用車の販売ランキング(速報)が、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会より発表されました。

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1位がホンダN-BOX、2位にダイハツ・タントというトップ2は、もうおなじみといえる並びですが、3位にホンダN-WGNがジャンプアップしているのが大きな変化となっています。

●2016年6月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 15,622台
2位 ダイハツ タント 12,340台
3位 ホンダ N-WGN 8,059台
4位 スズキ アルト 7,821台
5位 ダイハツ ミラ 6,803台
6位 スズキ ワゴンR 6,789台
7位 スズキ ハスラー 6,663台
8位 ダイハツ ムーヴ 6,542台
9位 スズキ スペーシア 6,299台
10位 ダイハツ キャスト 4,731台

マイナーチェンジ効果により販売ランキング3位に上昇してきたN-WGN、順位自体はインパクトありますが、そのセールスは4桁。軽自動車離れと言われる状況を如実に感じる数字になっています。

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ちなみに、軽自動車(四輪)全体としては、2016年6月の販売台数は13万3137台となり、前年同月比では81.6%と、軽自動車マーケットが元気を失っているのは明らか。

さらに軽乗用車だけに絞ると、6月の販売台数は9万6023台(前年同月比76.6%)となり、三菱eKと日産デイズの販売停止が大きく影響していると感じられる数字が並んでいます。

果たして、軽乗用車市場はこのままシュリンクしてしまうのでしょうか。

(山本晋也)

2016年6月の登録車販売ランキングはプリウスの圧勝、月販2.8万台超

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より、2016年6月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されました。

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2016年になってからトップ独走中のトヨタ・プリウスが6月もトップ。さらに上半期でも14万2562台と、前年同期比199.7%の倍増。新型へのフルモデルチェンジ効果を発揮しています。

トップ10の顔ぶれは前月と同様、トヨタ6台、日産2台、ホンダ2台の内訳となっています。

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●2016年6月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 28,785台
2位 トヨタ アクア 15,041台
3位 トヨタ シエンタ 10,954台
4位 ホンダ フィット 9,936台
5位 トヨタ パッソ 8,278台
6位 日産 ノート 7,956台
7位 トヨタ カローラ 7,489台
8位 トヨタ ヴォクシー 7,278台
9位 ホンダ ヴェゼル 7,184台
10位 日産 セレナ 6,600台

トップ3をトヨタが独占しているのは、4月から3か月連続。その3台だけが5桁のセールスとなっているのも、トヨタ系ハイブリッドの浸透ぶりを実感させられます。

日産の2モデルは、いずれもモデルライフ後半で、セレナなどはフルモデルチェンジ直前といえるタイミングですが、トップ10入りしているのは販売力といえるのかもしれません。

トップ10圏外では、トヨタ・ヴェルファイア(3,695台)に肉薄するホンダ・オデッセイ(3,474台)や、ハイブリッドを追加した効果で前年同月比274.2%と売れ行きを伸ばすトヨタ・オーリス(2,484台)などの動向が気になるところといえそうです。

(山本晋也)

2016年5月の軽自動車セールスランキング、ホンダが伸びた!

全国軽自動車協会連合会より、2016年5月の軽四輪乗用車のセールスランキング(速報)が発表されています。

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5月は、走行抵抗値の不正問題により三菱と日産の軽自動車「eK」シリーズと「DAYZ」シリーズが販売休止中ということもあり、大きな動きが予想されていました。

トップは3か月連続でホンダN-BOX、前年同月比110.5%。また、ホンダの軽自動車N-WGNも前年同月比120.5%と大きく伸びています。ダイハツでは2位につけたタントが前年同月比129.9%と躍進。いずれもとライバルが消えたぶんを吸収した格好となっています。

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■2016年5月 軽四輪乗用車 通称名別販売ランキング(軽自協調べ)
1位 ホンダ N-BOX 11,487台
2位 ダイハツ タント 11,283台
3位 スズキ アルト 7,211台
4位 スズキ スペーシア 6,676台
5位 スズキ ハスラー 6,193台
6位 ホンダ N-WGN 6,169台
7位 スズキ ワゴンR 5,704台
8位 ダイハツ ミラ 5,367台
9位 ダイハツ ムーヴ 5,074台
10位 ダイハツ キャスト 4,439台

5月18日に走行抵抗値の測定に関する不正を発表したスズキの車種が3〜5位に並び、まだ影響が大きく現れているようには見えません。

ただし、前述した3モデル以外は、メーカーを問わず前年同月比で落ち込んでいます(64.3〜90.2%)。全体としては前年同月比82.7%の月販8万台市場となった軽乗用車。

eK、DAYZの問題により、長らく高値安定と思われていたリセールバリューに変化が現れたことも、こうした「軽自動車離れ」ともいえる状況を生み出しているのかもしれません。

(山本晋也)

2016年5月の登録車セールス、トップ3の顔ぶれはトヨタのハイブリッドカー

日本自動車販売協会連合会(自販連)による、2016年5月の新車乗用車販売数ランキングが発表されています。

なお、自販連が発表しているのは国産登録車のみを対象としており、軽自動車と輸入ブランドの車種は除いたランキングとなっています。

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2015年12月のデビュー以来、6か月連続でトップを守り続けているのは、トヨタ・プリウス。それに続くのは、アクアとシエンタという、同じくトヨタのハイブリッド(を設定する)車種というのも2か月連続です。

とはいえ、5月はトヨタ・パッソの新車効果による躍進が期待され、ランキングに動きが生じると予想されていました。さて、トップ10はどのような顔ぶれになっているのでしょうか。

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■2016年5月新車乗用車販売台数ランキング(自販連発表)
1位 トヨタ プリウス 21,527台
2位 トヨタ アクア 11,225台
3位 トヨタ シエンタ 9,449台
4位 ホンダ フィット 8,771台
5位 トヨタ パッソ 6,784台
6位 日産 ノート 6,256台
7位 トヨタ ヴォクシー 5,951台
8位 ホンダ ヴェゼル 5,776台
9位 トヨタ カローラ 5,690台
10位 日産 セレナ 5,333台

フルモデルチェンジしたパッソが上位に食い込んできている以外は、あまり変化のないランキングにも思えますが、そうともいえません。

新グレード「RS」を追加するなどのマイナーチェンジを施したホンダ・ヴェゼルが前月とさほど変わらないポジションにいる一方で、ビッグマイナーチェンジから変化が見られないカローラがランクダウンしています。

このことから、常にフレッシュさを高めるように商品性を磨いていなければトップ10内を維持するのは難しいという、ユーザーの目が肥えた市場であることを、トップ10の変動から感じることができた5月といえそうです。

(山本晋也)

2016年4月の軽自動車販売、前年同月比減ながらも上向き!

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)によると、4月の軽自動車総販売台数(速報)は11.2万台(前年同月比-7.5%減)となっています。

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メーカー別では首位のスズキが39,821台(-11%)、2位のダイハツが37,029台(+2.5%)、3位のホンダが21,295台(+9.1%)、4位の日産が5,574台(-51.2%)、と続き、8位の三菱自が1,477台(-44.9%)となっています。

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[nextpage title=”日産「デイズ」は前年同月比-67%減!”]

車名別では首位のホンダ「N-BOX」が11,691台(+14.4%)、2位のダイハツ「タント」が10,996台(+36.7%)、3位のスズキ「アルト」が8,076台(+9.8%)、4位のスズキ「スペーシア」が6,838台(+13.2%)となっており、ホンダ「N-WGN」は5,356台(+27.4%)で7位のポジション。

その他の上位ランキング車種は前年割れの状況となっています。

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中でも燃費データの不正が発覚した三菱自とその影響を受けた日産では、4月20日以降対象となった車型の販売を停止しており、日産の主力車「デイズ」についても2,453台(-67%)で11位に転落するなど、大幅な販売落ち込みをみせています。

ただ、全体としては昨年4月の軽自動車税増税以降、長らく続いている販売不振から徐々ではあるものの、抜け出しつつある状況。

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今後、日産・三菱自両社の販売減の影響がどの程度影響するのかが注目されます。

Avanti Yasunori ・画像:全国軽自動車協会連合会)

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激動の軽自動車セールス、2016年4月のトップ10は?

一般社団法人 全国軽自動車教会連合会より、2016年4月の軽四輪車通称名別新車販売速報(乗用)が発表されています。

4月といえば、三菱自動車と日産の軽自動車「eK」シリーズと「デイズ」シリーズに認証取得に関わる不正があったことが発表され、それぞれ販売が停止になり、キャンセルもあったことがニュースとなりました。

当然セールスランキングには、その影響が大きく出ています。

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セールスランキングのワン・ツーは、ホンダN-BOX、ダイハツ・タントといったスーパーハイトワゴンとなっているのは前月同様。

前月3位だった日産デイズはトップ10圏外の11位となりました。日産と三菱の軽自動車については、5月中の販売再開がなければ、それぞれスズキからOEMを受けている車種を除くと5月の台数は限りなくゼロに近い数字となることが予想され、その間に他ブランドがどれだけ市場を奪えるのか、また軽自動車市場のシュリンクを加速させることになるのか、注目されます。

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●2016年4月軽四輪車通称名別新車販売ランキング(全軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 11,691台
2位 ダイハツ タント 10,996台
3位 スズキ アルト 8,076台
4位 スズキ スペーシア 6,838台
5位 スズキ ハスラー 6,681台
6位 スズキ ワゴンR 5,541台
7位 ホンダ N-WGN 5,356台
8位 ダイハツ ミラ 4,789台
9位 ダイハツ ムーヴ 4,622台
10位 ダイハツ キャスト 4,492台

日産デイズと三菱eKの販売停止によって大きく動いたランキングですが、注目すべきは3〜6位を占めたスズキのラインナップでしょう。ザ・軽自動車というべき軽量モデルの「アルト」が伸びている一方で、かつて軽自動車のメインストリームだったワゴンRは、スペーシアやハスラーにも劣るポジションとなっています。

他ブランドにおいても、ダイハツ・ムーヴが同社のミラを下回っているように、いよいよ全高1600mm台のハイトワゴン系モデルから、「高いか、低いか」のいずれかにユーザーが分かれる傾向が見えてきたといえそうです。

(山本晋也)

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2016年4月の登録車セールスはトヨタのハイブリッドが1・2・3!

2015年12月のフルモデルチェンジ以降、絶好調の販売実績を重ねているトヨタ・プリウス。その勢いに衰えは見られません。

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)による、2016年4月の新車乗用車販売台数ランキング(輸入ブランド、軽自動車除く)を見ても、その勢いのあるセールス状況に変化はありません。

全体としては年度末に台数を増やした翌月ということで落ち着きを見せ、また熊本地震の影響で工場が止まったこともありましたが、プリウスとアクアというトヨタのハイブリッド専用モデルだけは5桁販売を維持しています。

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さらに、2016年4月の登録車セールスランキングでは3位にトヨタ・シエンタが浮上。トヨタのワン・ツー・スリー体制となっています。

デビューしたばかりのトヨタ・パッソもトップ10に食い込むなど、10台中7台をトヨタ車が占めるランキングとなっています。

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●2016年4月 新車乗用車販売台数ランキング(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 20,770台
2位 トヨタ アクア 13,099台
3位 トヨタ シエンタ 9,639台
4位 ホンダ フィット 7,116台
5位 トヨタ カローラ 6,336台
6位 トヨタ ヴォクシー 5,990台
7位 トヨタ ヴィッツ 5,968台
8位 日産 ノート 5,544台
9位 ホンダ ヴェゼル 4,635台
10位 トヨタ パッソ 4,020台

前月からの変化ではニューモデルのパッソがトップ10入りした点が目立ちますが、ホンダ・フィット、日産ノートといったトヨタ車に対抗してきたモデルが揃って順位を落としたことで、よりトヨタ車の存在が際立つ結果となっています。

前月の4位から8位にランクダウンしたノートは、同社の軽自動車「デイズ」の販売停止に伴い、セールスを伸ばすのか、それともブランド価値の低下による影響を受けるのか、5月の動きに注目といえそうです。

(山本晋也)

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ホンダN-BOXが3回目の軽自動車販売ナンバーワンに返り咲き!

ホンダの軽自動車作りの新たな契機となった新生Nシリーズで、トップバッターとして登場したN-BOX。

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2011年12月にN-BOXを投入し、その後2012年7月にN-BOXプラス、2014年12月にはN-BOX SLASH(スラッシュ)とN-BOXシリーズのラインナップを拡充。

その間、2013年12月のマイナーチェンジなど、一部改良を重ねることで燃費改善や安全性向上などの商品力を高めることで、人気の軽自動車として常に上位にランクインしてきました。

N-BOXの躍進を見ていると、幅広い男性ユーザーを獲得した初代ワゴンRを思い起こさせますが、絶えず一部改良と派生モデルの追加することで、N-BOXシリーズの安定ぶりを支えてきたのは間違いないでしょう。

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販売の推移は、2011年度が4万7329台(軽四車順位で10位)、2012年度がいままでで最高台数となる23万6287台(同1位)、2013年度が22万5900台(1位)、2014年度が18万8922台(2位)、2015年度が17万2614台で1位となっています。なお、2014年度の1位はダイハツ・タント。

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余談ですが、消費税や軽自動車税の増税など新車販売の冷え込みは軽自動車、登録車問わないところですが、次の新車販売でプラスになる要因は「消費税が10%になる前の駆け込み需要」という声もありますから、複雑な心境にもなります。

(塚田勝弘)

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■ホンダ・ヴェゼルが2年連続で「SUVナンバーワン」に輝く
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2016年3月の新車販売台数はプリウスが3万台超でトップ!

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)による、2016年3月の新車乗用車販売台数ランキング(輸入ブランド、軽自動車除く)が発表されています。

国産登録車全体としては前年比で97.4%と微減で、軽自動車が同83.3%となっているのに比べると市場を維持している印象を受ける状況となっています。

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年度末ということもあり、毎年もっともクルマが売れる時期となる3月。

2016年のナンバーワンは2015年末にフルモデルチェンジしたトヨタのハイブリッドカー「プリウス」。4か月連続トップの座を守った同車は、他を圧倒する唯一の3万台オーバーとなっています。

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●2016年3月 新車乗用車販売台数ランキング(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 31,434台
2位 トヨタ アクア 23,314台
3位 ホンダ フィット 15,545台
4位 日産 ノート 13,684台
5位 トヨタ シエンタ 12,890台
6位 トヨタ カローラ 11,317台
7位 トヨタ ヴォクシー 10,763台
8位 トヨタ ヴィッツ 9,814台
9位 ホンダ ヴェゼル 8,996台
10位 日産 エクストレイル 8,447台

トップ10ではトヨタ車が6台と多数派で、その顔ぶれから様々なカテゴリーでトップを抑えていることが見て取れます。

そのなかでSUVカテゴリーでは、ホンダ・ヴェゼルと日産エクストレイルが接戦を繰り広げているのが最近の特徴、というのは3月のランキングでも変わりありません。

また、日産ノート、トヨタ・ヴィッツ以外の全モデルがハイブリッド専用もしくは、ハイブリッドを用意している車種となっているのも、日本市場のトレンドを示すランキングといえそうです。

(山本晋也)

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2016年2月の新車販売。工場が止まってもトヨタが他を寄せつけず
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2万台超えのトヨタ・プリウスが2016年1月新車販売月間トップ
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新型「プリウス」販売好調! 2ヶ月連続で国内販売首位に
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ホンダ・ヴェゼルが2年連続で「SUVナンバーワン」に輝く

今年の2月末に「Honda SENSING」の標準装備グレード設定の採用や「RS」を設定するなど、2015年4月以来のマイナーチェンジを受けたホンダ・ヴェゼル。

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2013年12月の発売以来、日本の道路事情にマッチするボディサイズやハイブリッドも用意することで、着実に台数を積み上げ、2014年度にSUVナンバーワンの座に輝くと、2年連続で2015年度もSUVの新車販売台数で1位になっています。

その魅力は、スポーティなスタイリングやフィット譲りの居住性や積載性の高さ、そしてハイブリッドに代表される燃費の良さなどでしょう。

販売台数の推移は、2013年度が2万1348台、2014年度が10万479台、2015年度が6万9018台で、累計販売台数は19万845台。一昨年よりも昨年は大きく落ち込んでいます。

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じつは今年4月に入ってからもフィットとともにリコールの届け出をしていますが、度重なるリコールがなければもっと台数を伸ばせたのではないでしょうか。また、ヴェゼルに限らず消費税増税や軽自動車税増税などによる国内市場の冷え込みという要因もあったはず。

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2016年度は、プリウスと同じプラットフォームを使うトヨタC-HRも登場予定とアナウンスされていますからさらにSUV市場の競争激化は間違いないでしょう。

(塚田勝弘)

3月の輸入車販売、BMWがVWを抑えて2位に浮上!

日本自動車輸入組合が3月の輸入車新規登録台数を発表しました。

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それによると、メルセデス・ベンツがCクラスなどの好調により8,540台(前年同月比-5.2%)で首位を維持、2位には3シリーズや2シリーズを中心に6,516台(-1.0%)を販売したBMWが浮上しました。

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VWは6,513台(-26.6%)で3位に退き、通年でも前年同期比-24.6%と2桁台の販売減が続いています。

また9位にはスズキがランクイン(1,428台)しており、3月にインドから輸入を開始した「バレーノ」が寄与。

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メルセデス・ベンツは6月にSクラスとCクラスの中間モデルとなる新型「Eクラス」の国内発売を予定していることから、今後も首位の座を維持するものと予想されます。

Avanti Yasunori

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2016年3月の軽自動車新車販売は前年比83.3%と縮小傾向、もっとも売れた車種は?

2016年3月の軽自動車通称名別販売速報が、一般社団法人 全国軽自動車協会連合より発表されています。

軽四輪車全体としては前年比83.3%の277,387台、軽乗用車だけに限ると同80.6%の230,385台と、ここ数年の駆け込み需要によって先食いした影響が明らかな軽自動車市場。

果たして、もっとも売れたモデルは、どれほどの台数だったのでしょうか。

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2016年3月の通称名(車名)別ランキングのトップに立ったのは、ホンダN-BOX。

2015年11月以来のトップをダイハツ・タントから奪還です。とはいえ、販売台数そのものは25,542台と前年比83.4%にとどまっています。

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●2016年3月軽四輪車通称名別新車販売ランキング(全軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 25,542台
2位 ダイハツ タント 21,565台
3位 日産 デイズ 19,326台
4位 スズキ アルト 13,945台
5位 スズキ ワゴンR 12,757台
6位 ホンダ N-WGN 12,737台
7位 ダイハツ キャスト 10,643台
8位 スズキ ハスラー 10,236台
9位 ダイハツ ムーヴ 10,024台
10位 ダイハツ ミラ 9,772台

前年比の数字では縮小傾向を感じさせる軽自動車市場ですが、年度末だけあって、トップ10中の9位までは5桁販売となっているのは、市場の大きさを実感させられる数字といえそうです。

前月からの変化では、トップの入れ替わりはもちろん、スズキ・ワゴンRが浮上しているのが大きな違い。前月同様、僅差の争いを繰り広げているダイハツ・キャストとスズキ・ハスラーですが、3月はキャストに軍配があがっています。

(山本晋也)

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トヨタ「プリウス」が快走、国内販売で3ヶ月連続首位!

自販連(日本自動車販売協会連合会)のまとめによると、昨年12月に発売された新型「プリウス」が2月の車名別登録車の販売台数で前年同月比+44.9%増の1.9万台と、3ヶ月連続で首位をキープしています。

人気を裏付けるように、プリウスの売れ筋グレード(A、Aツーリング)の納期は、5~6ヶ月になっています。

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さらに、2位がトヨタ「アクア」、3位がホンダ「フィット」となっており、上位10車中、半数をトヨタ車が占めている状況。

2016.02.TOP10(出展 日本自動車販売協会連合会)

一方、国内市場では、2月の登録車販売台数が前年同月比で4.6%減の27.5万台となっています。

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登録車の販売が5ヶ月ぶりに前年減に転じた背景には、愛知製鋼の爆発事故の影響を受けたトヨタ自動車の一週間に渡る国内生産休止が響いているようです。

ちなみに同社の2月国内新車販売台数は11.4万台で前年同月比11.8%減と、やはり数値にもその影響が如実に表れています。

また全軽自協(全国軽自動車協会連合会)のまとめによると、車名別軽自動車の販売台数はダイハツ「タント」が2位のホンダ「N-BOX」を僅差で抑えて首位を維持、3位は日産「デイズ」となっています。

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2016.02.Kei.TOP10(出展 全国軽自動車協会連合会)

2月の軽自動車販売台数は前年同月比で9.1%減の17.6万台と、14ヶ月連続で前年減が続いています。

昨年4月の軽自動車税増税以降、軽市場が低迷するなか、ダイハツ「タント」は年末のマイナーチェンジが奏功、前年同月比増となっているのが注目されます。

Avanti Yasunori

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